宇宙人もびっくり モンスター患者の実態(1)
とても静かな夜でした。ピンクのUFOに乗って、ある病院の窓から、中の様子をうかがっている女の子がいます。地球から100億光年はなれたヨミドク星の王女さま、ヨミンちゃんです。
ヨミンちゃん
「地球人は、どうも『医療』という技術で長生きになり、みんな幸せに暮らしていると聞きましたわ。
地球で医療が一番という日本国の病院を、しっかり勉強しましょう」
《中略》
ところが、こんな静かな夜に、どなり声が響いてきます。
中年の男性が、大騒ぎをしているようなのです。
男「おいっ! 土下座して謝れ!!」
看護師「お母さまは今、処置中で…」
男「まず土下座だろ!」
どうやら、こういうことのようなのです。
その方は、具合の悪くなったお母さまを連れて、深夜の救急外来を受診したそうです。
お母さまの具合はとても悪く、診察してすぐ入院となり、この時もまだ手当てが続いていました。
処置の続く病室の外で、その方はひとり待っていました。
様子を聞きたいと医師や看護師に何度も声をかけようとしましたが、忙しそうで、説明してくれません。
待っている30分ほどの間に、すっかり頭に血がのぼってしまったその方は、女性の看護師さんにいきなりどなりつけたのです。
夜間の病棟に響き続けるどなり声。入院患者をみんな起こしてしまうかもしれません。
看護師は騒ぎを鎮めるため、冷たい床に額をつけ、土下座しました。
ヨミンちゃん
「なぜかしら? 医師や看護師たちは、その方のお母さまの手当てをしているはずだわ? なぜあのようにみじめな姿になり、許しを請わなくてはならないの?」
ドクターJiJi
「あれはモンスター患者です。どこの病院でも、みんな対応に苦労しています」
《中略》
ドクターJiJi
「日本の医療は、世界保健機関(WHO)の健康達成度評価で総合1位というありがたい評価を受けたこともあります。しかし、問題も山積みです。このモンスター患者もそのひとつ。わたしたちは対応困難患者と呼んでいますが、マスコミで『モンスター』と呼ばれるほど大暴れする患者が増えているのは、間違いありません」
ヨミンちゃん
「日本国は、長生きの国でとても幸せに暮らしていると聞いてきたのに…。詳しく教えてください!」
ドクターJiJi「わたしでよければ、教えてさしあげます。王女さま」
2人はピンクの小さなUFOに乗り、病院の中へと入っていきました。
※医療問題をテーマにしていますが、物語はフィクションです。
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↓読者?のコメント
30分ほったらかしなら怒る[肉まん太郎]2011年11月9日
モンスター患者と呼んでいますが、自分の家族の命がどうなるか心配しているときに、
30分もほおっておかれたら、だれだって切れます。医者や看護婦にとってはいつもの仕事なのでしょう。でも、この男性にとっては大事な家族の命なのです。
どこがモンスター患者なのでしょうか。続きがあるようなので待っています。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=49680
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引用ここまで
超がつくほど典型的なモンスター患者に関する、読売新聞の特集です。
面白いのは、
この読者(?)[肉まん太郎]のコメントです。
あまりにもモンスター患者寄りの意見なので、
読売新聞の盛り上げるための釣り(自作自演)にしか見えません。
当然ながら、他のコメントで大反論されていますが。
さて、土下座強要は違法になるかどうかですが、
(強要)
第二二三条
生命、身体、自由、名誉若しくは財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、
又は暴行を用いて、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した者は、三年以下の懲役に処する。
2 親族の生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した者も、前項と同様とする。
3 前二項の罪の未遂は、罰する。
ということで、
「土下座しないと、マスコミに言うぞ(2chに書くぞ)」とか言わない限り、強要罪で逮捕はできません。
病院側としては、土下座せずに、
しっかりと録画して
相手が違法になるのを待つのが上策でしょう。
ちなみに、最善策は救急患者を最初から見ないことです。
続きがあるようなので待っています。( ´艸`)