Drコトーや赤ひげの世界じゃないことだけは確か
テーマ:医療政策地域医療に理解深めて 岡山で初の研修会
研修医に地域医療についての理解を深めてもらう「岡山地域医療研究会」(岡山医師研修支援機構地域医療病院部会など主催)が26日、岡山市北区青江の岡山赤十字病院で初めて開かれ、保健、福祉、医療が一体となり住民の健康を守る「地域包括ケア」の講演などがあった。
研修医や県内の病院長ら約40人が出席。地域医療を担う人材を育てる岡山大大学院寄付講座の佐藤勝教授は、勤務する哲西町診療所(新見市)での地域包括ケアを紹介。「地域の診療所に暗いイメージを持って来る研修医が多いが、研修を終えると高い関心を持ってくれる。一人でも多くの医師にへき地医療の素晴らしさを伝えたい」と述べた。
県が地元勤務を義務付ける代わりに奨学金を出す岡山大医学部の地域枠コース2年・脇地一生さんは、同診療所などでの実習体験を報告。「住民や行政、他業種の方々とのかかわりが深く、魅力ある仕事。多くの学生が興味を持っており、地域医療を支える先生からやりがいなどをもっと伝えて」と要望した。
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引用ここまで
Wikipediaによれば・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E5%8C%BB%E7%99%82
地域医療(ちいきいりょう、community medicine)とは、病院 など医療機関 での疾患の治療やケアにとどまらない概念である。
地域医療とは、医療を通じて社会の民主化、住民自治を推進し、医師と地域住民が手を取り合ってより良い地域社会を築いていくことをめざす活動である。
とにかく、『田舎で医療行為をする = 地域医療』 ではないです。
当ブログでの定義は、以前に以下の通りとしてます。
http://ameblo.jp/fighting-doctor/entry-10577096790.html
『医療機関近辺の地域住民に日常的な医療を提供することを中心とした
政治・経済・行政における活動。』
もっとわかりやすくいえば、
医療保健福祉関連のお役所仕事です。
地域医療をするということは、『役所のメンバー(医療担当)』 になること、
と思った方がいいと思います。
これを『魅力ある仕事』と思えるかどうかは、その人次第です。
純粋に『医療』がしたい人には、魅力はないと思います。
医者だけど、政治・経済・法律・行政に興味がある人には魅力的だと思います。
医療に関する知識はもちろんですが、
法律や経済の知識も駆使して
地域の行政・政治を動かしていくのは楽しいですよ( ´艸`)
但し、
医学部でも、臨床研修でも
政治・経済・法律・行政の事は教えてくれません。
基本、独学です。
プライマリケア
内視鏡やエコーなどの検査
急性期・慢性期疾患の診療など医者らしい仕事に加え、
医療機器購入の予算編成。
新型インフルエンザの対応を小中学校と協議。
住民向け放送(防災無線)の内容を考える。
住民に医療に関する啓発活動をする。
特別養護老人ホームの人事について町長と相談。
特別養護老人ホームで出来る医療について法律を調べる。
どの住民にワクチンを優先接種するか協議
ときに町長室をアポなし訪問したり、
国会議員と会ってみたり
隣町の特養の事務員と喧嘩したり、
役場の職員と介護保険の相談したり、
まだまだあるのですが、
Drコトーの世界ではないことをわかって貰えればいいです。
「医者+医療保健福祉担当の行政職」ってとこですか
その地域に
『新しい医療・福祉の仕組み』が出来て、順調に運用されたとき、
きっとやりがいを感じるのではないでしょうか?
『仕組み』に組み込まれる側でなく
『仕組み』を作る側になれるんです。
なんか偉くなったような気になれるのが
地域医療のいいところです。
あ、「僕は純粋に患者さんの命を救いたい!」と思ってる人は
急性期病院で医療に専念する事をお薦めします。
急性期病院のほうが「人を救った」つもりになれますし。
あと、忘れてはならないのが「給料」です。
都会の急性期病院よりはるかに高額です。
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