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【プロ野球】

楽天に竜パワー注入 福田、早川両氏がフロント入り

2011年12月24日 紙面から

 楽天の編成部門に“竜パワー”が注入されることが23日、分かった。星野仙一監督(64)が中日の指揮官時代に2軍監督だった福田功・阪神編成部課長(58)、今年まで中日のチーフスカウトだった早川実氏(62)がフロント入りする。ともに星野監督の腹心といえる存在で、福田氏はフロント幹部に、すでに契約した早川氏は編成部スカウトとなる。

 福田氏は2008年北京五輪で星野監督が日本代表監督を務めた際にスコアラーとして相手チームの情報収集に努めた。外国人選手のスカウト活動を行う国際部門を含めた統括ポストに起用される見込み。早川氏は、中日スカウト時代に、野口や荒木を見いだした手腕を使い、おもにアマチュア担当のスカウトとして国内の金の卵の発掘が期待される。

 今オフは、広島の栗原ら国内フリーエージェント(FA)の日本人の獲得に動いたものの、いずれも不調に終わり、唯一契約できたのは来季から外国人枠から外れて日本選手扱いとなる前西武のフェルナンデスだけ。本拠地・仙台が、地の利の点でFA選手獲得にとってマイナス要素に働いた面もあった。星野監督は「2人には期待している。FA選手の獲得では楽天にハンディがあることが分かった。それならば、ドラフトで有望な選手を取り、主力に外国人を据えるしかない」。現場、フロント一体となって勝つ集団を目指す。

 

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