えと、
この人たち算数が出来ないバカです減量は一定期間内の消費と摂取の差でしか起こりえません。
運動中に使うエネルギーが糖であろうと脂質であろうとアミノ酸であろうと
一日に減る体脂肪は全て摂取と消費のカロリー差でしかおこりません。ちょっと簡単に説明します。
例えば
摂取カロリー合計→A
消費カロリー合計→B
として
A-B=500kcal/dayだった場合 人間は500kcal分太ります
A-B=-500kcal/dayだった場合 人間は500kcal分痩せます。
A-B=±0kcal/dayだった場合 人間は太りも痩せもしません
じゃ、A-B=500kcalの時に300kcal分全く脂肪しか使わない運動を足して見ます。
A-B-300=200kcalとなりますから300kcal脂肪しか使わなかったにも関わらず
やはり200kcal分太ります。
じゃ今度は550kcal分、全く糖しか使わない運動を足して見ます
A-B-550=-50kcalですから、糖しか使って無くてもやせます。
えと、これでお解りになるでしょうか?
つまり運動でどんなエネルギーを使おうと痩せる太るは関係ないのです。
例えばグリコーゲン200kcal分を使ったとします。
このグリコーゲンは次の食事から補填されますので、結局カロリー収支は-200kcalになるんですよ。
例
・グリコーゲン200kcalを使う
・次の食事で600kcal摂る
・ここから減ったグリコーゲンが補填される 600-200=400
少し難しくします。
どうしてこんなバカな話が広まったかというと下記のものを算数のできないバカが
捻じ曲げて広げたからです。
Effects of Short Versus Long Bouts of Aerobic Exercise in Sedentary Women With Fibromyalgia: A Randomized Controlled Trial
1. Candice L Schachter,
2. Angela J Busch,
3. Paul M Peloso and
4. M Suzanne Sheppard
http://physicaltherapyjournal.net/content/83/4/340.abstractIssues of fractionization of exercise (short vs long bouts)
HARDMAN, ADRIANNE E.
http://journals.lww.com/acsm-msse/Abstract/2001/06001/Issues_of_fractionization_of_exercise__short_vs.10.aspx本来は下のように運動の継続時間と(血圧や血中脂肪酸)健康保持の研究が正しい
研究対象で、痩身と結びつけるのはおかしいと思いますよ。
痩身は物理の基本のエネルギーの出し入れだけですから。
Accumulated versus Continuous Exercise for Health Benefit: A Review of Empirical Studies
Authors: Murphy, Marie H.1; Blair, Steven N.2; Murtagh, Elaine M.3
http://www.ingentaconnect.com/content/adis/smd/2009/00000039/00000001/art00003まあ実際本当に痩せるのかどうか調べた検証もありますけど
Effect of exercise intensity on 24-h energy expenditure and nutrient oxidation
1. Edward L. Melanson,
2. Teresa A. Sharp,
3. Helen M. Seagle,
4. Tracy J. Horton,
5. William T. Donahoo,
6. Gary K. Grunwald,
7. Jere T. Hamilton, and
8. James O. Hill
http://jap.physiology.org/content/92/3/1045.full強度の高さは24時間の脂肪の減少に関係がありませんでした