2010-03-13
mew34_20100312(和の精神の復権)
テーマ:White Room(Idea)■日本の価値観の根底にあるのは
これから日本はどうすれば良いかと言えば、まずは日本の歴史を振り返ると良い。
今は財政破綻しているがギリシャが栄えていた頃、日本は縄文時代で長い間平和が続いた。
その後ローマ帝国になると日本は平安時代、ヨーロッパの暗黒時代は日本は戦国時代。
フランスが栄えた時代は日本は江戸時代で、その後イギリスが世界の覇権を握り
衰退してアメリカに交代し今に至っている。これを考えると、いかに長い間
日本が独立国として文化や芸術を守り通してきたかということがわかる。
私は日本人になりたてだが、日本人はもっとこの歴史に誇りと自信を持つべきだと思う。
日本の価値観の根底にあるのは、人間は自然の一部であり他の生き物との調和を説く古神道
そして欲を抑えることを説く仏教、指導者への教えである儒教、それらを混合した武士道などで
聖徳太子の時代から精神的な教えに基づいて国家を運営し、幸福な国を作ってきたと思う。
これが変わり始めたのは明治時代だ。和魂洋才という言葉がある。日本の魂に、西洋の技術。
ところが実際は当時から日本は洋魂洋才に切り替えてしまった。
日本史には詳しくないが、おそらく明治の軍人は自分より強い西洋の軍人を尊敬し
その魂を真似しないといけないと思ったのかもしれない。
戦後GHQが日本にとった政策は、イギリスがインドに対して行ったのと全く同じだった。
インドでは読み書きだけでなく神学、天文学、倫理など様々な教育が行われていたが
19世紀にイギリスはそれらをすべて排除し、イギリス式の教育を導入した。
伝統や文化に基づく教育を受けている国民を支配することは容易ではない。
その教育を取り払い、自分たちは遅れている、西洋式にしなければいけない
と思い込ませることでイギリスはインド支配に成功した。
GHQは日本に対して全く同じことをした。アメリカが衰退している今
その真似をやめて捨て去った価値観や伝統を取り戻す時だと思う。
アメリカの教えの基本である聖書は、神は地球を人間のために造ったのだから
使い放題にしても良いというものだ。しかし、日本古来の考えは違う。
人間は生きとし生けるものの1つに過ぎない、だから共存共栄
調和の中で暮らしていかなければいけない。これが日本の古くからの価値観だったと私は思う。
また、西洋では労働は人間に与えられた罰であった。だからそれを軽減するために機械に置き換えた。
しかし、日本人は手作業を心を込めて行い、誇りを持って仕事をしてきた。
だからその手作業を補うために道具が使われた。
西洋と日本の伝統的価値観には大きな差があると思う。
西洋の、特にアメリカの価値観に基づいて物を集めること、お金持ちになること
そのために成長を追い求める社会はもはや持続不可能である。私たちは方向転換をしない限り
今後も日本の経済、我々の生活は悪くなる一方であろう。
しかし、日本の長い歴史を振り返ると、日本人が質素な生活に戻ることは
それほど難しくないと信じている。もちろん最初は抵抗があるかもしれない。
しかし、昭和の時代には、今のような使い捨て文化はなかった。
ごく最近まで日本人は物を大切にし、修理して繰り返し使う文化、価値観を持った国民だったからだ。
持続可能な社会、持続可能な経済に戻るためには、まず私たち一人ひとりが使い捨ての文化から
物を長く大切に使う文化へ、自分の腕でできることは自分でする、
そういったことを日常生活のなかで心に留めて暮らしていくことから始まる。
そうすれば、日本の将来はそれほど暗くはないと私は信じている。
■なぜ私は和の精神を求めているのか?(go)
■私の行動原理(go)
■mew34_20100308 不動尊護摩部屋(go)
元アメリカ人のビル・トッテンさんに日本人本来の在り方を教わらなければならないほど
私達は日本人である事を忘れてしまっています 和の精神を取り戻すために何をすればいいのか?
ひとりひとりが自分の頭で考えられるようになればいいんですがここピグの世界に限って見ても
暗澹たる気分にさせられる事が多くて前途多難ですね とりあえず一番問題なのは二言目には
必ず出て来る「個人の自由でしょ」 責任を持たずに自由だけ謳歌しようとする田吾作共の再教育は
徴兵制ですかねwww もうひとつここで気付いたのはマガイモノのスピリチュアルの蔓延です
まあ何にお金を使うのも「個人の自由」なんですがw 宗教リテラシーて言うか宗教が復権しないと