日本分析センターがこんな評価を公表してました。
ちょっと実際にそぐわない計算をしています。
本文にも書かれていますが、実際にはこれよりも小さな値となりますね。
ここでは日別の空間放射線量率を公表していますので、僕が作成している
柏・流山~葛飾区金町のホットスポット
のグラフに追加してみようと思います。
それと比較することで、上記の積算線量との比較ができるでしょうし、僕が検証に苦しんでいる内部被曝の概算もできるはずです。
時間ができれば作業しますので、今しばらくお待ちくださいませ。
(注:太字、赤字および青字は筆者加筆)
線量評価(試算)について [5月20日(金)更新] (PDF)
当センターの測定結果に基づく被ばく線量の試算は、千葉市において事故による影響が観測された3 月14 日から、5 月14 日までの2 ヵ月間について評価すると、呼吸による内部被ばくと外部被ばくを合わせ、約309 マイクロシーベルトである。その内訳は以下の通り。なお、自然線源から大人が一年間に受ける年平均被ばく線量は内部被ばくと外部被ばくを合わせ 2400 マイクロシーベルトと評価されており、それと比較して、千葉市での被ばく線量は現在までのところは問題となる値ではない。
I. 呼吸による内部被ばく線量
2011 年3 月14 日10 時から5 月14 日10 時の2 ヵ月において、千葉市大気中に検出されたセシウム137、セシウム134、ヨウ素131 を呼吸により体内に取り込んだ場合の大人の内部被ばく線量(マイクロシーベルト)は以下の通りである。
2 ヵ月間(3 月14 日から5 月14 日)の合計は73.3 マイクロシーベルト
II. 外部被ばく線量
千葉市における空間放射線量率の測定結果に基づき、外部被ばくを評価する。
2011 年3 月14 日から5 月14 日の2 か月間の合計は236 マイクロシーベルトである。
その内訳は、3 月14 日から4 月14 日までの1ヶ月が 135 マイクロシーベルト、4 月14 日から5 月14 日までの1ヶ月が 101 マイクロシーベルト。
III. 解説
今回試算した内部被ばく線量は、千葉市において連続して一日中屋外で過ごすという保守的な仮定をして、評価した期間に呼吸により成人の体内に取り込まれた放射性核種(セシウム137、セシウム134、ヨウ素131)から、当該成人が今後50 年間にわたって受ける総被ばく線量です。したがって、体内の放射性核種の残留分からの今後の被ばく線量も含んでいます。
外部被ばく線量は、成人が千葉市にある日本分析センター敷地内の草地に立ち続けていた時に、大気中放射性核種や地表に沈着した放射性核種、及びもともと大地中に存在する放射性核種などが放出する放射線や宇宙線を人間の体が受ける、という保守的な仮定をして評価したことによる、自然線源からの被ばくも含む総被ばく線量です。実際には屋内で過ごす時間が長いために家屋のしゃへいによる放射線の減衰等があり、外部被ばく線量は今回の試算値より小さな値となります。
内部被ばく線量計算は、千葉市にある日本分析センターにおいて毎日10 時頃から翌日10 時頃まで採取している空気についての放射性核種濃度の実測値に基づき計算を行っています。
外部被ばく線量計算は、千葉市にある日本分析センター敷地内に設置している空間放射線量率計における計数値について、0 時から翌日の0 時までの毎日の実測による積算値に基づき計算を行っています。
ちなみに、成田からニューヨークを航空機で往復した場合の被ばく線量は約70 マイクロシーベルト、胃のX 線集団検診を1 回受診した場合の被ばく線量は約600 マイクロシーベルトです。
ちょっと実際にそぐわない計算をしています。
本文にも書かれていますが、実際にはこれよりも小さな値となりますね。
ここでは日別の空間放射線量率を公表していますので、僕が作成している
柏・流山~葛飾区金町のホットスポット
のグラフに追加してみようと思います。
それと比較することで、上記の積算線量との比較ができるでしょうし、僕が検証に苦しんでいる内部被曝の概算もできるはずです。
時間ができれば作業しますので、今しばらくお待ちくださいませ。
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