確かにショッキングな内容だけど、検証すべきことは山ほどある。
早野教授がCERNの説明を見ながらリアルタイムで呟いて下さっているけど、それを拾い読みしてるだけでも、観測精度を上げる方法はもっとあるように感じる。
いや、別に頭から否定している訳じゃなくて、何ごとも検証と議論が必要だ、と。
今回の場合、光速よりも早かった時間が、たったの60ns(ナノセカンド・・・1億分の6秒)だしな。
【問】
この時間( 60ns )の間に光が進む距離は?
【答】
(光速)299,792,458 (m/s) × 60 × 10E-9 (s) = 17.98754748 m
約730km離れて約18mの精度・・・あまりの精密さに気が遠くなるな。(;^_^A
早野教授のつぶやき(もはや独り言)をちょっと抜き出してみると、
・距離測定1000kmで20cmの精度は妥当?
・月の位置との相関?
・地球の自転効果は? 1ns未満
・GPSのアンテナ遅延
・昼夜効果,季節効果…
・温度? GPSに対しては地上の温度は効かない.主には電離層の状態.
・高速道路を完全閉鎖すればもっと精度が上がる(笑)
・・・なるほど、質量のある物質なら地球自身や通過する岩盤等、月や太陽、その他の惑星(主に木星)からの引力も考慮する必要がある?
(引力は最も弱い力だけど、到達距離は無限と考えられる。)
もしくは重力井戸の影響による時間の延伸も関係する??
GPSを利用しているなら、尚更重力による時間延伸の影響もあるね。
(衛星軌道上の方が地上よりも時間は早く進む・・・が、月・太陽等の影響を僅かに受ける。)
ちなみに、ご存じかと思いますが、空気中や物質中(水など)での光の速度は、上記の速度よりも遅くなります(例えば水中の光速は真空中の75%程度)。
なので、宇宙線などの超々高速の素粒子が地球に降り注いだ場合、大気中(もしくは水中)の光速を超える場合がある。
その際、その素粒子から光が発せられて、その光をチェレンコフ光と言います。
これは音速を超えた際、衝撃波が発生するのと同じような理論です。
日本のスーパーカミオカンデでニュートリノを測定する方法は、大水槽中を通過するニュートリノ(正確にはニュートリノに跳ね飛ばされた電子)が発したチェレンコフ光を捉えるものです。
スーパーカミオカンデの前身であるカミオカンデでは、1987年2月23日、大マゼラン星雲でおきた超新星爆発 (SN 1987A) で生じたニュートリノを検出してるのだけど、もしニュートリノの早さが光速より 0.0025% 早かったのだとしたら、SN 1987Aと地球との距離は 16.4万光年 なのだから、ニュートリノは
16.4万年 × 0.0025% = 4.1 年
爆発が観測される(光が届く)よりも早く到着してなきゃおかしい。
今回の結果が正しいとすれば、超新星爆発より4年後にその方向で発生したニュートリノを観測していた、ということだって考えられる訳で、小柴教授のノーベル賞受賞理由の根幹を揺るがすことにもなる訳ですね。
仮説を立てることはいくらでも出来る。
特殊相対性理論は、
質量のある物質は、光速を超えることは出来ない。
というもの。
この理論は中学生でも分かる方程式なので、お暇な方は一度ググってみれば分かると思いますが、質量のあるものが光速に近づけば近づくほど、その物質の見かけの質量は大きくなる。
そして、光速と等しくなった瞬間、その物質の見かけの質量は無限大・・・いや、解がなくなる(特異点となる)。
だから、質量のある物質は、光速を超えることは出来ない、という結論。(注:単純化してます。)
だったら質量のない物質では?
更に言えば、質量がマイナスの物質なら??
・・・このあたりを考えだすと、実は楽しいw
マイナスの質量だと、多分、見かけ上は未来から過去に向かって・・・時間軸を逆行する物質として観測されるように思います(未検証)。
頭を整理しながらイロイロ書いてたら、オラ、なんだかワクワクしてきたぞ!!:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
にしても、さすがはミュー(ニュートリノ)、エスパータイプで時間技が使えるんですね、分かります。σ(゚ー^*)
■現代物理学への挑戦…光より速いニュートリノ
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110924-OYT1T00229.htm
早野教授がCERNの説明を見ながらリアルタイムで呟いて下さっているけど、それを拾い読みしてるだけでも、観測精度を上げる方法はもっとあるように感じる。
いや、別に頭から否定している訳じゃなくて、何ごとも検証と議論が必要だ、と。
今回の場合、光速よりも早かった時間が、たったの60ns(ナノセカンド・・・1億分の6秒)だしな。
【問】
この時間( 60ns )の間に光が進む距離は?
【答】
(光速)299,792,458 (m/s) × 60 × 10E-9 (s) = 17.98754748 m
約730km離れて約18mの精度・・・あまりの精密さに気が遠くなるな。(;^_^A
早野教授のつぶやき(もはや独り言)をちょっと抜き出してみると、
・距離測定1000kmで20cmの精度は妥当?
・月の位置との相関?
・地球の自転効果は? 1ns未満
・GPSのアンテナ遅延
・昼夜効果,季節効果…
・温度? GPSに対しては地上の温度は効かない.主には電離層の状態.
・高速道路を完全閉鎖すればもっと精度が上がる(笑)
・・・なるほど、質量のある物質なら地球自身や通過する岩盤等、月や太陽、その他の惑星(主に木星)からの引力も考慮する必要がある?
(引力は最も弱い力だけど、到達距離は無限と考えられる。)
もしくは重力井戸の影響による時間の延伸も関係する??
GPSを利用しているなら、尚更重力による時間延伸の影響もあるね。
(衛星軌道上の方が地上よりも時間は早く進む・・・が、月・太陽等の影響を僅かに受ける。)
ちなみに、ご存じかと思いますが、空気中や物質中(水など)での光の速度は、上記の速度よりも遅くなります(例えば水中の光速は真空中の75%程度)。
なので、宇宙線などの超々高速の素粒子が地球に降り注いだ場合、大気中(もしくは水中)の光速を超える場合がある。
その際、その素粒子から光が発せられて、その光をチェレンコフ光と言います。
これは音速を超えた際、衝撃波が発生するのと同じような理論です。
日本のスーパーカミオカンデでニュートリノを測定する方法は、大水槽中を通過するニュートリノ(正確にはニュートリノに跳ね飛ばされた電子)が発したチェレンコフ光を捉えるものです。
スーパーカミオカンデの前身であるカミオカンデでは、1987年2月23日、大マゼラン星雲でおきた超新星爆発 (SN 1987A) で生じたニュートリノを検出してるのだけど、もしニュートリノの早さが光速より 0.0025% 早かったのだとしたら、SN 1987Aと地球との距離は 16.4万光年 なのだから、ニュートリノは
16.4万年 × 0.0025% = 4.1 年
爆発が観測される(光が届く)よりも早く到着してなきゃおかしい。
今回の結果が正しいとすれば、超新星爆発より4年後にその方向で発生したニュートリノを観測していた、ということだって考えられる訳で、小柴教授のノーベル賞受賞理由の根幹を揺るがすことにもなる訳ですね。
仮説を立てることはいくらでも出来る。
特殊相対性理論は、
質量のある物質は、光速を超えることは出来ない。
というもの。
この理論は中学生でも分かる方程式なので、お暇な方は一度ググってみれば分かると思いますが、質量のあるものが光速に近づけば近づくほど、その物質の見かけの質量は大きくなる。
そして、光速と等しくなった瞬間、その物質の見かけの質量は無限大・・・いや、解がなくなる(特異点となる)。
だから、質量のある物質は、光速を超えることは出来ない、という結論。(注:単純化してます。)
だったら質量のない物質では?
更に言えば、質量がマイナスの物質なら??
・・・このあたりを考えだすと、実は楽しいw
マイナスの質量だと、多分、見かけ上は未来から過去に向かって・・・時間軸を逆行する物質として観測されるように思います(未検証)。
頭を整理しながらイロイロ書いてたら、オラ、なんだかワクワクしてきたぞ!!:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
にしても、さすがはミュー(ニュートリノ)、エスパータイプで時間技が使えるんですね、分かります。σ(゚ー^*)
■現代物理学への挑戦…光より速いニュートリノ
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110924-OYT1T00229.htm
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