アリス十番×日本工学院八王子専門学校レポート6
テーマ:ブログレコーディングクリエイター科の卒業制作コラボレーション・プロジェクトレポートNo.6。
12月19日、今日も八王子は、スケルトンスカイな青い空でした。
この日、最後の歌のレコーディングが行われました。
今日、歌うのは綾川小麦、渡辺まあり、早瀬愛夢、臺真理絵の4人。
今回のプロジェクトで、1日に最大の人数です。
レコーディングを効率的に行うために、先週、プロデューサーさんに事務所に来てもらい、
4人と事前にミーティングを行いました。
どんな練習をして欲しいか。これまでに歌ったメンバーの様子から、何に注意したら良いか。
こんな風に意識を持って行けたら、等々、真剣な話し合いの場がありました。
そんな準備をしての当日です。
4人一緒にスタジオ入りして、楽屋でプロデューサーさんとメンバー全員で軽くミーティング。
気合い十分です。
今日はスタッフの生徒さん達も4組に分かれて交代で担当して下さいました。
最初に歌ったのは、綾瀬小麦。
練習と事前ミーティングの成果が最初から現れてます。
途中からリラックスして歌ってみたらとアドヴァイスをもらって、歌がのびのびとして来ました。
小麦「レコーディングって楽しい。やりきった。」。
2番手は渡辺まあり。
最初は、サウンドに合わせて強く歌っていましたが、まありの声質は「ささやくように歌った方が合うんじゃない?
歌うというよりは、声を置いて行くみたいな気持ちでやってみようか」というアドヴァイスで、雰囲気が変わって来て、メロディが聴いているこちらに届く様になって来ました。
同じ歌を歌っているのに、メンバーひとりひとりに色んな歌い方があるんだなって、改めて感じられました。
小麦とまありは、夕方から別の仕事に向かうため、途中で退出。
お疲れさま。
3番目は早瀬愛夢。
愛夢の歌は、とてもストレート。
最初からいい感じで、スタッフも「いいね」と。
ちょっと前気味に走る傾向があるので、楽器のバランスを変えて、アコースチック・ギターを意識して聴く様に
指示されてから、リズムは良くなって行きました。
後は、ちょっと音を低めに取る傾向があることが分かりました。
でも、この真っすぐさは好感持てると言われていました。
そして最後は臺真理絵。
真理絵だけじゃなくて全員がそうしたように、何度もアドヴァイスをもらいながら歌い直して、要所要所で
本人がコントロールルームに来て、スタッフと一緒に聴いて、自分がどんな風に歌っているかを確認します。
そうやって客観的に自分の歌をチェックしながら、素敵な歌を作り上げて行きました。
「最後のテイクの時、胸に想いが込み上げて泣きそうな気持ちだった」そうです。
彼女にとって、心から歌える大切な曲になったんですね。
これで、アリス十番全員の歌が無事に終了。
レコーディングが全て終わった後、データの整理等で暫く時間があったので、終わるまで
プロデューサーさんやエンジニアで講師の山崎先生と歓談タイム。
歌い終わって安心したのか、愛夢も真理絵もリラックス。
二人とも「歌が楽しいって初めての経験が出来ました。もっと歌いたい。これが私の歌だよって伝えたい気持ちがいっぱいです」と言ってました。
スタジオにある機材に興味を持ったようで、山崎先生に色々と機械の説明をしてもらいながら、
「スゴーイ」を連発。
このコンソールだけで1億円するんだと聞かされてびっくり。
音のひとつひとつにこだわり、それが「音楽」を作り上げているんだと実感です。
今回の歌のレコーディングで気づいた事は、全員に当てはまるんですが、歌のスタミナが大前提で必要という事。
音=演奏をきちんと聴くという事。リズムの大切さ。音を真っすぐ歌うという事。
そして、誰かみたいじゃなくて、自分の歌であるようにということ。
これまでパート割振りで歌う事が多かったので、一人で全部歌って、皆の意識も大きく飛躍する気がします。
綾川小麦からの一言です。
『12/19はレコーディング最終日でした!
当日は緊張からか1時間も早く自然に目が覚めて、最後の最後まで仮歌を聞きながら工学院に向かいました!
小麦はトップバッターでした!当日までやるだけのことをしてきたから、不安は無かったのですが、やはりマイクの前に立つと緊張と体が固くなってしまいました(;ω;)
でもプロデューサーの矢部さんは『緊張するのはしょうがない!!』と言ってくれたので、割りきることもでき、テイクを重ねていくうちに調子も出てきました!リズムや言葉の切り方でまだまだな部分があったのですが、『アコースティックギターをよく聞いて弾き語りするように歌うとリズムが良くなるよ』『伸ばしすぎると音程が不安定になっちゃうから、もっと短く言葉を置くように歌ってみよう』というアドバイスもいただき、本当にわかりやすくて、テイクを重ねるごとに良くなっていくのが自分でもわかりました!
私は洋楽やLIVEに行くことが大好きなんですが、自分でいざやると本当に奥深くて難しさも実感しました><でも最後には自分を上手く出し、自分なりのスケルトンスカイが歌えたと思います!!
工学院のような一流の設備のスタジオでできたことが本当に光栄です!工学院の先生、学生さん達皆様、矢部さんありがとうございました☆』
渡辺まありからの一言です。
『レコーディングは私は二番手だったので、矢部プロデューサーが一番手の綾川小麦ちゃんにかけている言葉をノートにメモして、とても楽な気持ちでレコーディングに挑めました。
私は声量がないので、サビでどうしても声がかすれてしまったのですが、
矢部プロデューサーが「マイクに音をおいてく感じで歌ってごらん」とアドバイスをくれました。
その通りにやってみたらすごく歌いやすくなりました。
そして私のイメージしてたスケルトンスカイとは全く違うものになりました。
私のイメージのスケルトンスカイは、「カッコよくて力強い歌」でした。
私の歌ったスケルトンスカイは、「囁くような優しい歌」になったんじゃないかな?と思います。
途中、「アコースティックギターを弾いてる感じもイメージしてみて」と言われ、弾いてる動きをしてみたら、頭の中がごちゃごちゃになってしまったり、失敗も結構しました。
これからは、歌う事だけに集中しすぎず、リズムに乗りながら楽に歌う練習もしていきたいなと思いました。
今回のレコーディングで、大きい声で歌える事=上手い ではない事を知って、少し自信が持てました!
完成が楽しみです!』
早瀬愛夢からの一言です。
『他の人のレコーディングを見学してみて、生声がそのまま耳に入るという違和感。
そして、人によって呼吸が違えば、歌いかた、癖なども違うことが目にみえてわかったのがとても面白かったです。
歌う人が違えば、曲そのものの印象も全く違って、声にも沢山のカラーがあるんだなっと思いました。
レコーディングをしてみて、
スタジオに入ってみて新たな緊張感が沸き出てきました。
最初はずっとドキドキしていて、第1回目は音程が安定しなかったり、走ってしまいがちになって練習していた通りになかなか歌えなかったです。(><)
ヘッドフォンを通した自分の声がいつもの声と違って新鮮で感動しました。
自分の歌を聞いてみて、普段からの癖や性格が丸々出ていて面白かった。
自分の歌を評価するとすればド下手です。
でも、個性と言うか自分らしい歌ではあったと思います。
同じ人が同じ歌を歌っていても、その時の気分や感情が違うだけで、曲じたいもをガラッと変えてしまえることを知ることができました。
今回のレコーディングで沢山のことに気づいたり、知れたり、歌うとこがもっと好きになれてよかったです。
他に、機材の造りや、1曲を作るまでの過程に沢山の人達が関わっていること等も知ることによって新たな見方ができるようになりました。
今回の一番の感想は
『楽しかった!!』です。
貴重な体験をさせていただけて
ありがとうございました。』
臺真理絵からの一言です。
『レコーディングの日は緊張していて朝は目覚ましよりも早く起きて1番に事務所で待機していました。
プロデューサーの矢部さんにはいつも『素直な気持ちで真っ直ぐと歌って。』と言われ続けていた
ので、歌う事に対して真っ直ぐと自分の思いをぶつけました。
それでもなかなか納得がいかずに悩んでいると『ある特定の誰かに話し掛けるように歌ってごらん』と言う言葉を頂きました。
それからです!!!
私は感情が入りすぎて泣きそうになってしまいました。
最後はすごく満足がいく作品に仕上がって感動しました。
歌を通して私の気持ちが届きますように・・・。
…しかし。歌って難しい(笑)』
参加メンバー、みんな、おつかれさま。
まだまだ、MIX作業が行われて、曲が完成して行きます。
楽しみにして下さい。
今週は、桜のどかと月村麗華の歌をUPしました。
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