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国産“全部入りスマホ”が快進撃 au版iPhoneはトップ10圏外に

+D Mobile 12月24日(土)12時14分配信

国産“全部入りスマホ”が快進撃 au版iPhoneはトップ10圏外に
ARROWS Z ISW11F
携帯販売ランキング(12月12日〜12月18日):

 携帯販売ランキングのキャリア総合では、国産スマートフォンの快進撃が続いている。前々回のランキングではシャープのNTTドコモ端末「AQUOS PHONE SH-01D」が首位を獲得したが、今回は富士通東芝モバイルコミュニケーションズのau端末「ARROWS Z ISW11F」が初登場で見事に首位を獲得した。

【表:携帯販売ランキング、拡大画像】

 ARROWS Zはau冬春モデルの中でもハイスペックを売りにするモデルだ。デュアルコアCPUによる処理能力の向上に加え、薄型、防水、おサイフケータイやワンセグ、さらには3GとWiMAXの両対応と、充実した機能を備える。また、3位に入っているAQUOS PHONE SH-01Dもまた、基本性能の高さやおサイフケータイなどの日本向け機能をしっかり押さえたモデルだ。こうした端末が続けざまに上位を獲得したのは、やはり“全部入りスマートフォン”への高いニーズがあったからだろう。

 さらに今回はほかにも新モデルが続々とトップ10に入ってきている。ドコモの高速通信サービス「Xi」に対応した「ARROWS X LTE F-05D」は初登場で4位にランクイン。また、同じくXi対応のスマートフォン「Optimus LTE L-01D」は初登場6位という結果になった。

 こうしたAndroid端末新モデルの投入を受け、「iPhone 4S」の順位もだいぶバラけてきた。最高位は2位のソフトバンクモバイル版16Gバイトモデルで、次が5位の同32Gバイトモデルとなった。このほかのモデルはトップ10圏外となり、au版に関しては全モデルがトップ10から姿を消した。

 ドコモのランキングは、「AQUOS PHONE SH-01D」が3週連続で首位を獲得した。さらにXi対応の2モデル「ARROWS X LTE F-05D」「Optimus LTE L-01D」が初登場で2位、3位にランクイン。続く4位の「GALAXY S II LTE SC-03D」もXi対応モデルで、上位5モデル中3モデルがXi端末という結果になった。

 前回初登場で7位にランクインした物理キー搭載スマートフォン「AQUOS PHONE slider SH-02D」はトップ10圏外に姿を消したほか、大容量バッテリー搭載の「MEDIAS PP N-01D」、Android 4.0搭載の「GALAXY NEXUS SC-04D」もトップ10圏外となっている。

 auのランキングでは、ハイスペックな新モデル「ARROWS Z ISW11F」が初登場で首位を獲得した。在庫が予約分でなくなり、発売日に店頭販売ができなかった店舗もあったようだが、次回のランキングでは何位に入るだろうか。

 ソフトバンクモバイルのランキングは、冬春モデルの上位機種「AQUOS PHONE 102SH」が初登場で5位を獲得した。ULTRA SPEEDに対応し、防水、大画面、デュアルコアCPU、おサイフケータイやワンセグの搭載と、“全部入り”的な特徴を持つスマートフォンだ。次回の順位にも注目したい。


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最終更新:12月24日(土)12時14分

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