まずsquare-1のつっかかりについて書きますね。
ぼくはメインで使っているsquare-1は二代目なのですが、その前にはもちろん一代目のsquare-1を使っていました。今はもう壊れてしまって使いものにならないのですけれど(´;ω;`)

その一代目も二代目と同じくらい回しやすいっちゃ回しやすかったのですが、その回し心地を作るのには何回も削りました。
多分200~300回くらい 分解→削る→組み立て を繰り返したと思います。
ちっちゃなヤスリと使って一削りしたら組み立てたり。研磨剤を一滴たらして一回ししたら洗う、といったこともやりました。数々の微調整をしてきたんです。そのたびに回し心地を確認して、回しやすいスクエア1を作るようにしてきました。もちろん自然研磨に頼った部分もありました。

回し心地については潤滑剤の問題もありますよね。シリコンスプレーを使うのか、グリースを使うのか。はたまたそういった潤滑剤を使わないほうがいいのか。 
スクエア1は、縦回転”/”と横回転で回転の質が違ったりもするので調整が難しいですよね。横回転はいくらスルスル回ってもいいのに”/”はぴったり180°刻みで止まって欲しいですし。

そういう積み重ねを生かして今の二代目以降のsquare-1を研磨してきました。 
ただ常に根幹にあったのは ”自分の回しやすいと感じるsquare-1をつくる” ということです。
かなり抽象的ですが、正直に言って、ただそれだけなんです。

もちろんいろんなコツは知っていますよ。「ここにシリコンスプレーを入れればこんな回し心地になる」とか「ちょっと回転が重いからリングまわりをはこれくらい掃除してみようか」とか。

でも根幹にあるのは上に述べたとおり。ホント抽象的ですみません。

加えて言うと、僕がsquare-1を削る際に人に尋ねたことはほとんどありません。常にどうしたら回しやすくなるかということを考えつつ練習と研磨をしてきました。自分の手と頭と目の前の道具だけが頼りだったんです。まあ、あまり進んで人と関わろうとしない性格のせいもあってのことだと思いますが…
あとこのブログ内の画像のなかには多少は研磨の手助けになるものがあるんじゃないかな。

そういうわけで(どういうわけだろう)あんまり人に伝えられるようなものとして「square-1の削り方」を説明するのが困難なんですよ。自分の頭の中でも、「言葉」で削り方を把握しているわけではないので。
面と向かってならいろいろと説明できるのかも知れませんが、画面をはさんでしまうとちょっと僕には難しいです。
難しいだけで頑張れば出来るのかも知れないですが、ちょっと今は余裕が無いので勘弁です。


あと、僕はsquare-1を削るところからしてパズルだと思っています。いろんな試行錯誤をして回しやすいsquare-1を作ることもまた楽しいじゃないですか!そんな僕からすると「回しやすくするにはどうしたら良い?」とただ聞くのは野暮だと思うんですよ。でも、「回しやすいsquare-1がほしい!」って気持ちはめちゃくちゃわかりますよ!それはぼくがsquare-1に出会ってから今までずっと考えてきたことですから。そしてこれからも考え続けていくんだと思います。


あと出来れば、「こんな風に削ったけれどもあまりつっかかりが消えません。どうしたらいいですか?」みたいな質問の仕方のほうがいいかも知れないですね。写真つきとかで。
例えるなら「初めてカレー作ったんだけどまずい!どうしたらいい?」なんて聞かれても解決策が分からないじゃないですか。どこでどう間違っているのか、答えたくても答えにくい質問です。
反対に「材料は◯◯と××、△△………でカレーをつくってみたんだけどまずい!作る過程でどこか間違ったのかも知れません。アドバイスください。」なら、解決すべき内容が「作る過程」に限定されていて答える側も答えやすいです。

square-1の回し心地っていうのもカレーと同じく、いろいろな要因が関わって回し心地が変わってきます(とぼくはおもっています)から、ただ単純に「どうしたらいいですか?」って聞かれても、言いよどんでしまうんですよ。そんなに単純な回答を持ちあわせていないので。

ちょっと辛口な内容もありましたが、ざっとこんな感じで削り方について色々と書いて見ました。
回し方についてはまたいろいろあるから、余裕があるときにでも・・
なんかあったらTwitterとかコメントとかで連絡くやさいな。