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2011年12月23日(金) 19:11 |
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岡山大学などの研究チームが快挙
アメリカの科学雑誌「サイエンス」が選ぶ今年の科学分野の10大成果のひとつに、植物の光合成に重要な働きをするたんぱく質の構造を解明した、岡山大学などの研究チームの成果が選ばれました。
これは、23日発行の電子版の「サイエンス」で発表されたものです。 日本からは2つが選ばれていて、小惑星探査機はやぶさの業績とともに、岡山大学の沈教授らの研究成果が選ばれました。 サイエンスには、「植物の生命にかかわる四角い心臓」とタイトルがつけられています。 沈教授は、藻を使って植物の光合成に重要な働きをするたんぱく質の構造を解明しました。 このたんぱく質は、光合成の仕組みの中の電気を発生させる反応に関わっているため、新しいクリーンエネルギーの技術開発にもつながると評価されています。 岡山大学によりますと、サイエンスの10大成果が岡山大学から選ばれたのは、今回が初めてではないかということです。
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