'11/12/24
清盛の島、電子看板でご案内
来年のNHK大河ドラマ「平清盛」放送を前に、宮島(廿日市市)の玄関口となる対岸の宮島口桟橋に22日、観光情報を発信するデジタルサイネージ(電子看板)が登場した。清盛ゆかりのスポットなどを映像で紹介する。
広島電鉄グループが、音響・映像システムの立芝(広島市西区)と協力し、60インチ画面を備えたパネル2台を宮島松大汽船のフェリーの乗り場に設置した。「清盛をめぐる旅」と題した映像で、宮島の厳島神社や平家一門ゆかりの品などを展示する神社宝物館、呉市の音戸の瀬戸公園に立つ「平清盛公日招像」などを紹介。宮島の四季や広島県内の食をPRする映像も流す。
同汽船は広電の関連会社。この日は乗り場一帯とフェリー内で公衆無線LANサービス「WiFi(ワイファイ)」の運用も始まった。また、路面電車の広電宮島線では大河ドラマのPR電車の運行も開始。1日6往復程度走らせる。1月1日からは、宮島線車内やフェリー船内で雅楽や観光情報の放送も始める。
【写真説明】宮島口の宮島松大汽船フェリー乗り場に設置されたデジタルサイネージ