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地方
ヘリポート、26年に整備 広島西飛行場跡地 県など活用方法協議
2011.12.23 02:21
平成24年に廃港される広島西飛行場(広島市西区)跡地をヘリポートとして整備する計画について、県は26年春をめどに整備完了を目指すスケジュールをまとめた。またヘリポート整備に伴い、現在の飛行場敷地の大半が空き地となることから、県と広島市は今後、跡地の活用方法について協議していく方針を示している。
県によると、ヘリポートとして整備されるのは49・5ヘクタールの敷地のうちターミナル付近の約8ヘクタール。ヘリポートを利用するヘリコプターが予定していた14機を上回る可能性があることから、当初の計画よりも面積を広げた。
県のスケジュールでは、ヘリポートの整備計画は段階的に進められる予定で、廃港直後は災害などへの対応のため現在の滑走路を存続。飛行場機能を確保するため、跡地全体をヘリポートとして国に許可申請する。
その後は、ヘリポートを運用しながら、滑走路を横切る広島南道路の工事の進捗状況に合わせて、ヘリポート用地を段階的に縮小。ターミナル付近の約8ヘクタールに、ヘリコプターの格納庫などの施設を移設するとしている。
その一方で、最終的に大半の飛行場敷地が空き地となることから、ヘリポートを運営する県と市では、来年度検討会議を設置して跡地の活用方法などについて協議するとしている。
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