首都高速:距離別料金を導入…国交省に申請

2011年10月24日 20時39分 更新:10月24日 23時52分

 首都高速道路は来年1月から、500~900円の距離別料金制度を導入することを決め、24日、国土交通省に料金変更の許可を申請した。年内にも認められる見通しだ。

 首都高の料金は現在、普通車の場合東京線で700円、神奈川線で600円、埼玉線で400円の定額制。新料金は路線に関係なく、自動料金収受システム(ETC)搭載車の場合、利用距離が6キロ以下なら500円。以後6キロ刻みで、12キロ以下600円、18キロ以下700円、24キロ以下800円。24キロ超は定額の900円となる。

 ETC非搭載の普通車は、利用距離にかかわらず原則900円。大型車は原則、普通車の2倍に設定される。現在行っているETC搭載車向けの平日夜間と休日の2割引きは廃止する方針だ。

 首都高速道路によると、現在の利用実態からみて、新料金で値下げとなる利用者は全体の約3割、変更前と同程度が約4割で、値上げとなるのは約3割だという。【三島健二】

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