ＡＫＢ紅白１３９人が参加！ノムさんは珍助言？

　人気アイドルグループ、ＡＫＢ４８のメンバーが総出演する「ＡＫＢ４８　紅白対抗歌合戦」が２０日、東京・文京区の東京ドームシティホールで開かれた。姉妹グループも加わり、高橋みなみ（２０）率いる紅組と大島優子（２３）率いる白組の計１３９人のＡＫＢファミリーが本家よりも一足早い歌合戦を展開。インドネシア・ジャカルタに誕生したＪＫＴ４８も日本初ステージを踏んだ。

　３年連続で出場を決めたＮＨＫ紅白歌合戦よりも１０日ほど早く、“ＡＫＢ版紅白”でメンバーが火花を散らした。

　ステージはＡＫＢファミリーの楽曲を違うメンバーがカバーする展開。白組の指原莉乃（１９）が板野友美（２０）の「Ｄｅａｒ・Ｊ」、紅組の秋元才加（２３）が前田敦子（２０）の「Ｆｌｏｗｅｒ」を歌う“ソロデビュー曲対決”で開幕。白組の柏木由紀（２０）らがＮｏｔ　ｙｅｔ、紅組の高城亜樹（２０）らがノースリーブスに扮して“派生ユニット対決”で湧かせれば、姉妹グループではインドネシア・ジャカルタを拠点とするＪＫＴ４８が「会いたかった」で日本初ステージを踏み、花を添えた。

　審査員はプロ野球楽天名誉監督でサンケイスポーツ専属評論家の野村克也氏（７６）ら６人が務め、本家さながらの豪華布陣が集結。紅組はＮＭＢ４８、白組はＳＫＥ４８、ＨＫＴ４８の各１６人が加わり総勢１３９人出演した華やかなステージに、野村氏は「久々に若いホルモンをたくさんもらった」と大喜び。さらに、「この中に野球選手と付き合っている人いる？」と恋愛禁止のメンバーにきわどい質問をぶつけ、「野球選手とは結婚せんほうがいい」と笑わせた。

　ラストは今年の選抜総選挙１、２位の激突だ。白組の大島優子が着物風のセクシー衣装で高橋みなみの公演ソロ曲「愛しさのアクセル」を披露すれば、紅組の前田敦子（２０）は大トリでＳＫＥの松井玲奈（２０）の公演ソロ曲「枯葉のステーション」をゴンドラに乗って歌い、２０００人を湧かせた。

　この様子は国内外の映画館１１１館で中継され、客席などの投票の結果、白組が勝利。大島は「やりましたよー！」と大喜びし、「みんな本当に時間がない中で一生懸命やっていた。紅組のみんなにも驚かされ、いいところをお互いに見せ合えた」とメンバー全員の健闘をたたえていた。

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