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ゴン中山 来季も現役続行へ(12月10日)
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【プロ野球】長野 9500万円でサイン 3年目1億に届かず2011年12月23日 紙面から
2年目で初の首位打者を獲得した巨人・長野久義外野手(27)が22日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉を行い、史上最速タイとなる年俸1億円到達は“寸止め”されたが、6000万円増の9500万円ですっきりとサインした。 今年はキャンプ、シーズンと2度も顔面死球を受けたが、不屈の闘志を見せ、打率3割1分6厘、17本塁打、69打点、19盗塁。走攻守すべての評価が最大級だった。「(アップ率は)予想以上でした」。長野は充実のシーズンの対価を素直に喜んだ。 3年目での大台到達なら、2000年の巨人・高橋由、01年の西武・松坂、07年の日本ハム・マイケル中村に並ぶ球界最速だった。チームは2年連続で優勝を逃したものの、活躍した選手には大盤振る舞いが続いていた。内海は1億円増、久保は8500万円増、新人王の沢村は3700万円増。打者では最高の働きをした長野には一気の1億円提示があっても不思議ではなかったが、500万円足りなかった。 それでも、長野は銭闘を回避した。「まだ2年しかやっていないので。3年目に活躍して(1億円まで)いけたらいいかなと思います」。1年目より2年目、さらに3年目。「打つこと、守ること、走ること、まだまだできると思う」と力を込めた。 原監督の構想では、3番・長野、5番・村田の“日大コンビ”が4番・阿部をはさむクリーンアップで来季を戦う方針。長野は「本塁打は勝てないので、盗塁では絶対に負けたくない」と先輩に妙な対抗意識を燃やした。走攻守で今季以上の数字を残し、来オフは2億円の大台に挑む。 (金額は推定)(井上学) PR情報
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