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強姦致傷:震災ボランティアに乱暴目的でけがさせた男、実刑 /宮城

 東日本大震災により避難所になっていた気仙沼市内の中学校でボランティアの女性(当時39歳)に乱暴しようとしてけがをさせたとして強姦(ごうかん)致傷罪に問われた気仙沼市の会社員、長田和彦被告(38)の裁判員裁判で、仙台地裁は22日、懲役3年6月(求刑・懲役6年)を言い渡した。川本清巌裁判長は「刃物を使い、執拗(しつよう)なわいせつ行為をしつつ強姦しようとしており、卑劣」と強調した。

 弁護側は被害弁償金として300万円を支払ったことなどを挙げ、執行猶予を求めていたが、川本裁判長は「刑の執行を猶予する事由にはならない」と退けた。また「被害者がボランティアとして活動していることを知りながら『ボランティアなんだから体を提供しろ』などと、被害者の気持ちを踏みにじる発言をした点も許せない」と非難した。【高橋宗男】

毎日新聞 2011年12月23日 地方版

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