- [PR]
国際
【金正日総書記死去】「最高指導者の死」 住民の5割が「大したことではない」
【ソウル=加藤達也】金正日総書記の死亡が公表された19日以降、悲嘆に暮れて泣きはらす北朝鮮住民の姿が連日伝えられている。「強要されて泣いているだけ」との分析も多いが、最高指導者の死を住民はどのように受け止めているのか。北朝鮮の生活実態に詳しい専門家は「住民の半数近くは大した問題ではないと、淡々と受け止めているようだ」と分析している。
北朝鮮に取材源を持つ韓国の民営ラジオ局「開かれた北朝鮮放送」の河泰慶代表は連日のように北朝鮮住民と通話している。連絡は金総書記の死亡を受けた北朝鮮の統制によって21日に途絶したが、20日までは取材できていた。
その結果、河代表は「住民の5割は金総書記の死を大した問題ではないと受け止めている。2割はよく死んでくれたと感じ、3割は本当に悲しんでいるとの感触を得た」と話す。
関連ニュース
- [PR]
- [PR]