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玄海３号機の軸折れ写真公開

玄海原子力発電所の３号機で浄化ポンプから１次冷却水が設備内に漏れたトラブルは、ポンプを動かす軸が折れていたことが原因とみられていますが、九州電力は２２日、折れた軸の写真を公開しました。玄海原発３号機では今月９日、放射性物質を含んだ１次冷却水を浄化して原子炉格納容器に戻すためのポンプの温度が通常より上がり、冷却水およそ１・８トンが設備内に漏れているのが見つかりました。九州電力で調べたところ、浄化ポンプを動かすステンレス製の主軸が折れていたうえ、軸から水がもれないようにする金属のシールが損傷していたことがわかりました。九州電力は２２日、このステンレス製の主軸の写真を公開しました。主軸は、長さおよそ２・５メートルで、中心から３０センチほどの部分が折れています。折れた箇所は直径７・５センチだということです。また、中央部分には何かに接触したことによるものとみられる傷ができていたことがわかりました。九州電力は外部の専門の分析機関に依頼して、主軸が破損した原因を特定することにしています。

12月22日　20時11分

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