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【社会】

次世代スパコンで和解成立 撤退のNEC、2億支払い

2011年12月22日 22時20分

 理化学研究所は22日、次世代スーパーコンピューター「京」の開発途中で撤退したNECに対して70億円の損害賠償を求めていた東京地裁での民事調停で、NECが理研に2億円を支払うなどの内容で和解が成立したと発表した。

 理研によると、NECと結んだ四つの設計契約に絡んで損害が生じたと主張していたが、地裁はうち三つについては契約が履行されたと判断。残りの一つも途中までは契約通りに設計が進められていたとして、理研の請求額を大幅に減額した和解金を提示した。

 記者会見した理研の古屋輝夫理事は「満足したわけではないが裁判所の判断でやむを得ない」と説明した。

った。

(共同)
 

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