川崎市高津区のJR南武線武蔵溝ノ口駅で同区の女性(55)がエスカレーターで指を切断した事故で、手すりベルトの脇に捨てられていた瓶との間に指が挟まれた可能性の高いことが22日、神奈川県警への取材で分かった。
県警によると、ポリ袋に入ったウイスキーのポケット瓶(縦15センチ、横8センチ、厚さ3センチ)が手すり脇に放置されていたのが防犯カメラに映っていたという。県警は、瓶があったためにベルトと台座などとのスペースが狭くなり、巻き込まれやすくなったとみられる。
女性は「袋が置いてあることは手を挟まれるまで気が付かなかった」などと話しているという。【一條優太、山田麻未】
毎日新聞 2011年12月22日 12時54分(最終更新 12月22日 13時09分)