国債の国内消化減少に懸念 日銀・白川総裁(12/21 18:03)

 日銀の白川総裁は、国内の金融機関が国債の購入額を減らしていることに懸念を示しました。

 日銀が21日に発表した資金循環統計によりますと、日本の金融機関が国債の購入額を減らしている代わりに、海外の金融機関が購入額を大幅に増やしている傾向が明らかになりました。海外の保有率が9月末時点で8.2%と過去最高の水準に近づきました。白川総裁は「日本の金融機関は同じ行動が出やすい」と述べ、今後も国内の保有率が低下する可能性を示唆しました。

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