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2011年12月21日(水) 19:13 |
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中国電力、メガソーラーの運転開始
広島県福山市に中国電力が建設した大規模太陽光発電施設、メガソーラーの運転が今月から始まりました。 クリーンなエネルギーとして注目される太陽光発電ですが、課題も残っています。
4.5ヘクタールの土地に建設された福山太陽光発電所です。 1年間の発電電力量は、1000世帯が1年に使う電力量に相当。 今月から運転が始まり、21日発電所で竣工式が開かれました。 現在、中国電力管内では島根原発1号機が検査で運転を停止、2号機も冬の電力使用のピークとなる来年1月下旬に定期点検で運転を停止します。 中国電力は火力発電所の点検を前倒しするなどして、この冬の電力需要はまかなえるとしています。 そんな中、原発に置き換わるものとして注目される太陽光などの新エネルギー。 しかし、昨年度の発電電力量で占める割合はわずか1パーセントです。 日照時間に左右される太陽光発電には、安定した電力の供給が難しいことやコスト面など課題もあります。 中国電力は、大規模太陽光発電、メガソーラーの増設や技術開発に力を入れることなどで、2020年度までに発電電力量の占める割合を2%にまで伸ばしたい考えです。
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