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2011年12月21日(水) 19:13 |
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中山間部地域の買い物の実態は
岡山県の山間部の住民が、買い物をする時の店までの平均距離は13.6kmであることがわかりました。 中山間地域の買い物の実態をまとめた初めての調査結果が公表されました。
この調査は、街づくりに携わるNPOと岡山県などでつくるプロジェクトチームが、県北を中心とする16の市町村の住民約260人を対象に行ったものです。 それによりますと、住民がよく利用している商店までの平均距離は13.6キロ。 最も近い商店までの距離も、平均で5.8キロあるということです。 集落に移動販売が来ていると答えた人の割合は全体の55%、また、宅配サービスを利用していると答えた人の割合は95%に上ることがわかりました。 しかし、半数以上の55%の人が日常の買い物に「不便を感じている」と回答しています。 プロジェクトチームでは、宅配や移動販売などの事業者側にも調査を行い、山間部での買い物環境を整えるための提言を今年度中にまとめる方針です。
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