2011-12-20
がんの原因ランキングUK2010
英国の2010年のデータから、がんの約40%が生活習慣や環境因子を原因としているという論文、というか雑誌の増刊なのかなこれは。
The Fraction of Cancer Attributable to Lifestyle and Environmental Factors in the UK in 2010
オープンアクセスでクリエイティブコモンズ準拠です。
14の生活習慣、環境因子、食事に着目して、それぞれのがんの原因となる割合を概算した疫学的研究(systematic reviews and meta-analyses)。がん患者さんを並べて「この人はタバコが原因!こっちはウイルス!」って判定していったわけじゃあないです。そういうんはできませんから。
16. The fraction of cancer attributable to lifestyle and environmental factors in the UK in 2010, Summary and conclusionsより (CC BY-NC-SA 3.0)
見ての通りタバコがぶっちぎりで最悪。がん全体の最も大きなリスクで19%を占める。男性のみに絞ると23%だそうです。Dietってのは野菜果物不足や肉(赤身)の食い過ぎなどです。次いで肥満とアルコール。Occupationは職業でアスベストに曝される職などがリスキー。Radiation-ionisingの内訳はラドンが半分くらいで、次いでその他の自然放射線、医療用だそうだ。最初にリンクした目次ページから、それぞれ詳しいレポートが読めます。
研究も発表された特集号も、Cancer Research UKという慈善団体(研究所でもある。ノーベル賞受賞者がいたりする)の寄付金で行われている。サイトにも今回の報告についての記事がある。下はがんの種類分けしたインフォグラフィックなまとめ。
The causes of cancer you can control : Cancer Research UK - Cancer Research UK - Science Update blogより。(CC BY-ND 2.0)
タバコ目立つ。肺は当然として膀胱、腎臓、食道、すい臓、口腔、肝臓でタバコががんリスクのトップです。恐ろしい。一方で腸は食べ物だねえ。
生活習慣や環境因子といったある程度取り除くことのできる要因でがん全体の40%*1、英国では13万人くらいを占めている。予防できたかもしれないのにという話です。とにかくタバコの撲滅及び野菜と果物の摂取が大事ですね。肉とアルコールのことはその後で考えよう。
畝山先生のエントリもあわせてご覧ください。2011-12-07 - 食品安全情報blog
*1:複数の要因が絡むので上のグラフの%を単純に足した数字ではないよ
- 343 http://egone.org/
- 309 http://b.hatena.ne.jp/
- 277 http://www.hatena.ne.jp/
- 170 http://www.ig.gmodules.com/gadgets/ifr?exp_rpc_js=1&exp_track_js=1&url=http://choichoi.sakura.ne.jp/hatena_bookmark.xml&container=ig&view=default&lang=ja&country=JP&sanitize=0&v=bbe0aba87d645b9&parent=http://www.google.co.jp&libs=core:core.io:core
- 154 http://egone.org/entry/130882/
- 77 http://b.hatena.ne.jp/hotentry/knowledge
- 65 http://b.hatena.ne.jp/hotentry?mode=general
- 54 http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/semi_colon/20111220/p1
- 37 http://b.hatena.ne.jp/entrylist
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- 2011-12-20 よこしまコンビナート 3/27 11%