大宇造船海洋、インドネシアから潜水艦受注

総額1兆ウォン台

 大宇造船海洋は20日、インドネシア国防省と、潜水艦建造をめぐる最終契約を締結した。金額は1兆ウォン(約670億円)台。今回の契約は、排水量1400トン規模のディーゼル潜水艦3隻を建造するというもので、総事業費は約11億ドル(約856億円)に達する。防衛産業輸出の単一契約としては、歴代最高となる金額だ。

 大宇造船海洋は1988年末、ドイツから技術移転を受け、1200トン級の潜水艦を建造した。それ以来、持続的に技術を発展させ、独自開発した潜水艦を韓国で初めて輸出するという記録を打ち立てた。

 大宇造船海洋は、伝統的なディーゼル潜水艦大国のロシア、フランスだけでなく、技術を伝えてくれたドイツとも激しい受注競争を繰り広げ、今年10月に単独交渉者に選定された後、20日に最終契約を交わした。

 この潜水艦には、40人が乗り組める。各種の魚雷・機雷・ミサイルなどを発射できる発射管8本を備えている。3隻の潜水艦は、2018年上半期までにインドネシア海軍に引き渡される予定だ。

扈景業(ホ・ギョンオプ)記者
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