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▼ 関根康人会員らの成果がNature Communicationsにて発表されました
オスミウム同位体が示す原生代初期における大気酸素濃度の上昇と気候回復の同時性
Osmium evidence for synchronicity between a rise in atmospheric oxygen and Palaeoproterozoic deglaciation
関根康人(東大・新領域)、鈴木勝彦(海洋研究開発機構・地球内部ダイナミクス領域、海洋研究開発機構・プレカンブリアンシステムラボ)、仙田量子(海洋研究開発機構・地球内部ダイナミクス領域)、後藤孝介(東大・理学系)、田近英一(東大・新領域)、多田隆治(東大・理学系)、後藤和久(千葉工大・惑星探査研究センター)、大河内直彦(海洋研究開発機構・極限環境生物圏領域)、小川奈々子(海洋研究開発機構・極限環境生物圏領域)、丸岡照幸(筑波大学・生命環境科学)
Nature Communications, 2:502, 1-6, doi: 10.1038/ncomms1507 (2011)
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(背景)
地球大気中の酸素は、生命による光合成活動によって生み出されており、宇宙から眺めた時に、地球が他の惑星と異なる生命の星であることを示す最大の特徴である。このような酸素大気は、いつどうやって形成したのだろうか。・・・
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▼ 木村純一会員らの成果がNature Geoscienceにて発表されました
古代に沈み込んだ海洋スラブによる中国下部のマントル含水化
Intensive hydration of the mantle transition zone beneath China caused by ancient slab stagnation
栗谷豪(東北大学・大阪市立大学),大谷栄治(東北大学),木村純一(海洋研究開発機構)
Nature Geoscience 4, 713-716 (2011) doi:10.1038/ngeo1250
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(論文概要)
マントル遷移層は地球内部の上部マントルと下部マントルの境界部に位置し、深さ約410 kmから660 kmの間に存在しています。マントル遷移層が地球内部における重要な水の貯蔵庫となっている可能性については20年以上前から指摘され、また実際に水を含んだマントル遷移層が全球規模で局所的に存在していることが分かっていましたが、どのくらいの期間、水の貯蔵庫として存在し続けているのかについては明らかにされていませんでした。・・・
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▼ 海老原充会員らの「はやぶさ」の成果がScienceにて発表されました
小惑星イトカワから回収された粒子の中性子放射化分析 Neutron activation analysis of a particle returned from Asteroid Itokawa
海老原充(首都大学東京),関本俊(京都大学),白井直樹(首都大学東京),浜島靖典(金沢大学)山本政儀(金沢大学),熊谷和也(首都大学東京),大浦泰嗣(首都大学東京),Trevor R. Island(オーストラリア国立大学),北島富美雄(九州大学),長尾敬介(東京大学),中村智樹(東北大学),奈良岡浩(九州大学),野口高明(茨城大学),岡崎隆司(九州大学),土山明(大阪大学),上椙真之(大阪大学,現JAXA),圦本尚義(北海道大学),Michael E. Zolensky(NASA),安部正真(JAXA),藤村彰夫(JAXA),向井利典(JAXA),矢田達(JAXA)
Science 333, 1119 (2011), DOI: 10.1126/science.1207865
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(論文概要)
はやぶさ探査機が持ち帰った微小粒子1試料(約3マイクログラム)について、中性子放射化分析法を用いてその元素組成分析を求めた。分析の結果、ナトリウム、スカンジウム、クロム、鉄、コバルト、ニッケル、亜鉛、イリジウムの8元素について含有量を求めることができた。・・・
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▼ 土`山明先生、中村智樹会員らの「はやぶさ」の成果がScienceにて発表されました
はやぶさサンプルの3次元構造:イトカワレゴリスの起源と進化 Three-Dimensional Structure of Hayabusa Samples: Origin and Evolution of Itokawa Regolith
土`山 明(大阪大学)ほか
Akira Tsuchiyama, Masayuki Uesugi, Takashi Matsushima, Tatsuhiro Michikami, Toshihiko Kadono, Tomoki Nakamura, Kentaro Uesugi, Tsukasa Nakano, Scott A. Sandford, Ryo Noguchi, Toru Matsumoto, Junya Matsuno, Takashi Nagano, Yuta Imai, Akihisa Takeuchi, Yoshio Suzuki, Toshihiro Ogami, Jun Katagiri, Mitsuru Ebihara, Trevor R. Ireland, Fumio Kitajima, Keisuke Nagao, Hiroshi Naraoka, Takaaki Noguchi, Ryuji Okazaki, Hisayoshi Yurimoto, Michael E. Zolensky, Toshifumi Mukai, Masanao Abe, Toru Yada, Akio Fujimura, Makoto Yoshikawa, Junichiro Kawaguchi
Science, 333, 1125-1128, doi:10.1126/science.1207807
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- 内容紹介:
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(背景)
2003年5月に打ち上げられたJAXAのはやぶさ探査機は2005年9月に小惑星イトカワに到着し、約2ヶ月間にわたってリモートセンシング観測をおこない、またイトカワ表面のMUSES-C Regioと呼ばれるレゴリス(隕石の衝突によりできた細かな砂)に覆われた滑らかな領域からサンプル採取をおこないました。・・・
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▼ Goldschmidt2011会議@プラハの福島放射性物質関連セッションで講演する海老原会長
▼ GJ賞授賞式の様子。左から佐野GJ編集長,受賞者の松本拓也会員,松田准一会員,海老原学会長,Bourdon欧州地球科学連合(EAG)会長
▼ Goldschmidt2011@プラハにおける日本地球化学会ブースの様子(その1)
開催3日目途中までは会場3Fの人通りの少ない奥まった所にブースを設置していましたが(会員の方からブースがどこにあるか判らなかった,とのクレームが多数あり),EAGやGSスタッフの計らいで,非常に目立つテラスへと移動することとなりました.
▼ Goldschmidt2011@プラハにおける日本地球化学会ブースの様子(その2)
夕方,会場でアルコール類が配られ始めると,学会ブースは若手研究者達の憩いの場にへと変身.
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▼ 圦本尚義会員らの「はやぶさ計画」の成果がScienceにて発表されました
はやぶさ計画によりイトカワから回収された小惑星物質の酸素同位体組成 Oxygen Isotopic Compositions of Asteroidal Materials Returned from Itokawa by the Hayabusa Mission
圦本尚義,伊藤正一,坂本直哉,阿部憲一,橋口未奈子,片山樹里,加藤千図,川崎教行,小林幸雄,女池竜二,朴昌根,武井将志,若木重行,山本広佑(北大),橋爪光,土`山明(阪大),瀬戸雄介(神戸大),中村智樹(東北大),長尾敬介(東大),野口高明(茨城大),海老原充(首都大),奈良岡浩,北島富美雄,岡崎隆司(九大),T. R. Ireland(オーストラリア国立大),M. E. Zolensky(NASA),安部正真,藤村彰夫,川口淳一郎,向井利典,上椙真之,矢田達,吉川真(JAXA)
Science 333, 1116-1119 (2011)
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(背景)
惑星を作る元素の半分以上が酸素です。これは体積にすれば地球の70%以上を占めることになります。ですから,酸素は惑星の骨格を作る最重要な元素です。酸素は3種類の同位体からなっていて,その比率が惑星の特徴を示すことがわかっており,酸素同位体比は惑星ごとに異なっています。はやぶさが持ち帰った小惑星イトカワの試料の酸素同位体比を調べることは,小惑星イトカワの正体を明らかにすることなのです。・・・
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▼ 中村謙太郎会員と岩森光会員の成果がNature Geoscienceにて発表されました
全く新しいタイプのレアアースの大鉱床を太平洋で発見 Deep-sea mud in the Pacific Ocean as a potential resource for rare-earth elements
加藤泰浩1,藤永公一郎1,中村謙太郎2,谷雄太郎1,北村健一1,大田隼一郎1,戸田隆一1,中島拓也1,岩森 光3 (1:東京大学工学系研究科、2:海洋研究開発機構、3:東京工業大学理工学研究科)
Nature Geoscience, on line, doi:10.1038/ngeo1185
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- 内容紹介:
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(背景)
レアアースは,最先端の電子技術や環境エネルギー技術に不可欠な元素であり,我が国の最先端産業を支えるための最重要な資源です.しかし,現在その95 %以上を中国一国が生産するという極めて脆弱な供給構造を持っています.・・・
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地球化学は、太陽-惑星系の形成と進化、地球内部に存在する物質の構造とその進化、さらには大気圏・水圏を含む地球表層や生命の誕生と進化などを「化学」を用いて探求する学問分野である。元素、同位体、化学種の存在度、分布、移動、変化を空間的あるいは時間的に取り扱い、それらを支配する法則や原理を見いだすことにより、地球や太陽系に関連した現象の解明を目的としている。隕石や月試料などの地球外物質を対象とする宇宙化学も含めて地球化学と称する。
対象とする物質は固体地球や惑星を構成する岩石や堆積物,隕石,大気,海水や陸水,火山ガスや熱水,生物など,天然物質全てと、合成や実験によって得られた試料である。また,これらの数値データを用いたシミュレーションも行っている。
また,近年は人類活動により,二酸化炭素問題や海洋汚染など様々な環境問題が発生している。化学的データに基づいて,現在の地球における物質循環を明らかにすること,過去からの地球環境変遷を明らかにすることも地球化学の取り扱うべき課題である。
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