主権回復記念国民集会

 4月28日に靖国会館にて行われた第59回主権回復記念国民集会に参加しました。
 主権回復記念国民集会とは、昭和26年にサンフランシスコ講和条約が発効され日本が独立・主権を回復した日を祝い、祝日として制定を目指す集会です。発起人に井尻千男、小堀桂一郎、入江隆則の各先生が名を連ねています。
 昨年度までは九段会館で開催されていたのですが、先の地震による天井崩落事故の影響を受け、本年度は急遽、靖国会館で開催されることになりました。その為、例年は夕刻であった開催時刻が、本年はお昼頃に早まったにもかかわらず、多くの方のお運びを頂きました。
 本年度は、稲田朋美先生と伝統と創造の会の先生方、高市早苗先生、小池百合子先生、西田昌司先生、西村眞悟先生、城内実先生、佐藤守先生、山谷えり子先生、佐藤正久先生(登壇順)といった、自由民主党所属の国会議員を中心とする先生方より、様々な提言がありました。
 稲田朋美先生を会長とする「伝統と創造の会」の先生方、及び高市早苗先生からは「自主憲法制定、國體の再確立、自民党は立党の理念に立ち戻れ」といった保守再興についてのお話がありました。
 西村眞悟先生は、我が国の安全保障体制に対して危機感を滲ませながら、「国家観を持たぬ現政権は、醜悪な災厄である。直ちに退陣させねばならない。それは先の尖閣諸島漁船衝突事件で明らかである。」とおっしゃられました。
 平成21年の衆議院議員総選挙にて、無所属として議員に復された城内実先生は「無所属という立場から、日本の為の政治を目指す。」と、保守としての気概を貫く為に、無所属として戦い抜く意志を表明されました。
 イラク復興支援部隊において陣頭指揮を取られた経験もお持ちの佐藤正久先生は、「自国の軍隊を暴力装置などと認識している政府与党の議員は、一体どこの国の政治家達なのか。」と、元自衛官として、そして日本の政治家としてお話になられました。
 平成21年の衆議院議員総選挙にて、無所属として議員に復された城内実先生は「無所属という立場から、日本の為の政治を目指す。」と、保守としての気概を貫く為に、無所属として戦い抜く意志を表明されました。
 この集会に参加することで、我が国は未だに戦後体制から脱却することができておらずまた、我が国の「保守」といったものが蔑ろにされているということを、改めて実感することが出来ました。来年以降もこの集会へと参加し、この思いを忘れないようにしていきたいと思います。

(報告・保手濱聖)

写真はクリックで拡大!

稲田朋美先生と伝統と創造の会の先生方 高市早苗先生

小池百合子先生
西田昌司先生 西村眞悟先生
城内実先生 佐藤守先生(右から二人目に入江隆則先生) 山谷えり子先生
佐藤正久先生 井尻千男先生 小堀桂一郎先生
来賓受付をする当会筆頭
会場にいらした西村幸祐先生と一緒に。

活動報告・活動予定に戻る。

inserted by FC2 system