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【プロ野球】

おかわり君が重い新バット 20グラム増量して55本超えだ

2011年12月21日 紙面から

 今季パ・リーグ2冠王の西武・中村剛也内野手(28)が、来季は20グラム増量したバットを使うことが20日、分かった。2008年から今季まで920グラムのバットを使って3度の本塁打王に輝いたが、公認野球規則の改正に伴い、来季からヘッド部分を細くしなければならず、重量を増やすことで、これまでと同じスイングをする狙いだ。

 今年1月の日本野球規則委員会の決定で、バットの最大直径の規定が7・0センチから6・6センチに変更された。プロ野球では来季から適用されるため、中村も今季までの6・77センチのヘッド部分を6・56センチに削った。

 問題は削った分をどうするか。契約する運動具メーカーと相談し、重さを940グラムにする方向に固まった。「細くした分、軽いままなら(スイングの)バランスが悪い。同じバランスにしたい」と中村。メーカー担当者は「球界ではかなり重い方。これまでと同じように振れれば重たい分、打球は飛ぶ」と断言する。

 中村は今オフの契約更改で新たに3年契約を結び、近い将来のシーズン55本塁打超えを宣言した。すでに今オフ、マシン打撃などで使用し始めた新バット。使いこなせるようになれば、大記録に近づきそうだ。 (谷光太郎)

 

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