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2011年12月20日(火) 19:13 |
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原爆症認定申請の却下取り消し請求
岡山県内に住む69歳の男性が、長崎市に投下された原爆で被爆し、がんを発症したにもかかわらず原爆症認定申請を却下されたのは違法として、国に処分の取消と損害賠償を求め、岡山地裁に提訴していたことが分かりました。
代理人によりますと提訴したこの男性は、1945年8月9日に長崎県の疎開先で被爆し、直後に爆心地から約400メートルの距離にあるレンガ工場などで10日間、行方の分からなくなった家族を探したということです。 男性は2008年に前立腺がんと診断され、その後、白内障も発症、同じ年に原爆症認定を申請しましたが却下され、異議申し立てしたものの今年5月に却下されました。 これの処分を受け、国に対し却下処分の取消と300万円の損害賠償を求め、岡山地裁に提訴したということです。
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