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  堕落 作者:福岡時報
悪だくみ1
仲村は自宅で考えた。
なぜ寝ているアユミの太ももにチンポをこすり付けそのまま寝てしまったんだ?後悔先に立たずである。
アユミはその辺のキャバ嬢なんかよりは遥かに良い女だ。昨日の大麻パーティーで取った行動を仲村は改めて後悔する。
17歳の子供をレナはどのように手なずけたのかは分からないがどうにかしてアユミを自分の物にしたい衝動に襲われる。
どうにかしてアユミを思いのままに操れないか?アユミはそれくらい良い女だった。

しかしどんなに考えても出てくる答えは頭のハゲかかった中年の仲村には無理だと言う答えだ。
普通に考えれば無理なのだが仲村にはアユミをシャブ漬けにして変態オマンコ漬けにするという正常な人間なら考え付かない結論に達した。

(アユミのシャブ漬け計画)

この計画をするにはどうしてもレナの協力が必要となる。
レナはさいわいな事に大ポン中である。そして未成年に大麻をやらせても平気な常識外れである。
レナはシャブを見せればどんな男にでも股を開くような女である。仲村はアユミをそのようにしたいのである。
そしてアユミも麻薬好きであることは間違いないであろう。ただアユミがシャブ好きかは謎だ。

まずは覚せい剤がなければ始まらない仲村は外国人売人に電話をした。
「今から大丈夫ですか?」
「何イリマスカ?」
今回の場合、ちょっと量が必要だろう。仲村は考えた。仲村の場合は体質なのか初心者なのかシャブの量も05有れば3日持つという珍しい人間だ。しかし今回はレナにもお礼をしなければいけない。レナは女のクセに男顔負けの量をいく女だ。05などレナなら1日持たない。
「シャブ3gなんですが」
ポン中が密売人から買う量としてはちょっと多いような気はするものの仲村は思い切った。売人は少し考えて答えた。
「12万OK?」
仲村は値切る事を覚えた。
「10万で注射器ポンプ5本付けてくれ、それとバイアグラも3錠付けてくれ」
「・・・」
けして値切りすぎたわけじゃないが売人は黙り込んだ。仲村はズル賢いので頭は回る。
「無理なら他探すけど?」
「・・・OKダイジョブデス、場所ドコ」
「前は練馬駅のファミレスで買ったんだけどどこがいい?」
「今昼ダカラ駅ヤバイ。駅近くのファミマOK?」
「わかったファミマだな」
「20分後イマス」
電話を切ると仲村は自宅を出た。

徒歩5分くらいで駅に付くのだが銀行に行ってお金を下ろさなければいけない。
仲村は最寄の銀行に行きATMから15万円をおろした。
金をATMから取り、銀行残高を見ると250万を切っていた。シャブで遊びほうけていたので会社をクビになり約2ヶ月で200万以上を使っていたのだ。
この先、何か仕事をしなければと思った。いつまでもこんな生活等出来るわけも無い。改めてそう思う。
しかし、今はシャブを引きに行っている時だ。そのうち考えよう。
時間的に行けばもうそろそろだろう。仲村は練馬駅近くのファミマに歩いた。

ファミマに付いたのでファミマの入り口で外国人売人を待つと仲村の携帯電話が鳴った。
名前を見ると外国人売人だ。
「今ドコ?」
「ファミリーマートの前だよ」
「ソノママ左ニ歩イテクダサイ」
外国人売人は本当に用心深い。仲村は言われる通りに歩き出し細い路地に入った。
「今行イキマス」
そう言うと電話は切れ。
うしろを振り向くとこの前シャブを持ってきたイラン人が仲村に近づいてきた。
仲村は会釈をして外人に封筒に入った金を渡した。
外人は金額を確認すると「ツイテキテ」といって歩ききだした。路地を少し曲がると止まり。
「コノマンションノ205ノポストニ入ッテマス」
外国人売人は3gと言う量を不審に思ったのか用心の為なのかわざわざこのような事をして密売していた。
「そんなに今は警察がうるさいのか?」
仲村は尋ねた。
「警察ウルサイデス、デモ今ヤクザウルサイ」
「・・ヤクザがうるさい」
仲村には全く関係ない世界だ。
「205ポストニ入ッテマス」
仲村は言われる通り出入り口のポストを空けると中には封筒が置いてあった。
シャブ入り封筒を取り出し外国人売人と別れ自宅へ向かった。
昼間なら警察に職務質問を食らう事などまず無い。急いで自宅に向かった。


自宅に戻り封筒の中身を確認すると3つのパケに入った覚せい剤と注射器5本それに青色の三角形の錠剤バイアグラ3錠が入っていた。外国人密売人は量を誤魔化したりはまずしない。信用が命の商売なのだろう日本人の売人とは違う。
仲村はシャブをやりたい衝動に駆られるも我慢してレナに電話をした。
しばらくのコールの後に不機嫌そうな声でレナが電話に出た。
「なんだい変態オヤジ」
「聞きたいんだけどアユミってシャブやるのか?」
「そんな事、あんたに関係ないだろ」
相変わらず性格の悪い女だ。しかし仲村には今シャブがある。
「レナよく聞けよ。今シャブが3g有るんだ」
「マジで言ってんの?」
「もう一回聞くぞ。アユミはシャブやるのか?」
「アユミはシャブはやんないよ。大麻マリファナMDMAエクスタシーだけよ。それより仲村さん今どこにいるの?今日から3日間は仕事が休みで暇してたんだよ。ハッパもまだ余ってるし仲村さんさえ良ければ今日もアユミつれて行くよ」
「チョット頼みたい事あるんだけどな。もちろんそれしてくれたらレナにもお礼はするから」
「・・・お礼って言われても、何すればいいんだい?」
「簡単な事なんだがアユミにシャブをやらせてアユミがシャブにキマッたらレナは帰って欲しいだけなんだが」
「無理やりはいくら私でもチョット出来ないよ。アユミがやりたいって言うなら話は別だけど」
「アユミはやるだろう?」
「それはわかんないよ。今の子は炙るのはいいけど注射が怖いって言う子が多いし、シャブはテレビのイメージとかで怖いって子もいるしね」
「好奇心でやるだろ?」
「それはわかんないけどお礼っていくらくれんの?」
「アユミがやったら1gはあげるよ」
「・・・わかった」
「後2時間後には電話するからアユミ誘っておいてくれよ」
「わかったわよ」

仲村は電話を切ると計画のために自宅を出て近所のアダルトショップに向かい大人のオモチャを買て自宅に戻りシャブをポケットに入れコンビニで飲み物とミネラルウォーターを買い昨日泊まったラブホテルダイアモンドに向かった。


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