この度は『おまもりやどり』をご愛読していただき、ありがとう御座います。
小さな神様が起こしたお話、如何でしたでしょうか?
読んでいただいたみなさまが、ほっこりと和み、本作を読んだことで、まだまだ明るい未来があるのだ、と知ってもらうために作りました。
人生で初めて、読者を意識して書いた作品です。
・作られた経緯
この作品は『15000文字程度』という決まりの中で作られたものです。
展開等、ライトノベルとしてはかつてないほどの短さで、うまく纏める必要があり、大変苦労した覚えがあります。
しかし、天子の魅力もあってか、無事に優秀作品の枠に入ることが出来ました。
下手な小細工はなしにして、愚直なほどの、王道的な展開。それが好評でした。
・天子
この国、日本に生まれながらにして、古より我が国を守ってくださっている、神様たち。
聞けば堅苦しいですが、そんな神様たちをポップに、より親しみやすくしたいと思いながら書いた結果、可愛らしい神様が生まれました。
今にして思えば、親しみやすいというか、危なっかしくて目が離せないというか……。
・何故、天子がピンク色の髪になったのか
本作を書き終えた後、私はY先生に誤字脱字などを見てもらいました。
すると「そういえばさ。虎太郎君さ、天子は『ぱわぁあっぷ』したけど、外観的には何も変わらないの?」と言われました。「う~んとですね」と返答に困っていると
「髪の色変えたら?」と言われ、「なるほど~。じゃあ、そうしてみます」と、私も作りこみの甘さを実感しました。
そのため、『身長がちょっぴり大きくなった』のと『髪の色が変化した』という変化をつけました。
ですが、他の先輩達に見せた中で「生まれ変わって髪がピンクになる理由が解りません。これ、必要ですか?」
と指摘されました。「まぁ、遊び要素として……ぱわぁあっぷしたという証明として……」なんて濁しときました。
すると、そのやり取りを聞いていたY先生が「そうだよね。何で、髪をピンクにしたの?」と口を挟まれました。
「せんせーが言ったんでしょ! 『ぱわぁあっぷ』したことを解りやすくするために、髪の色変えたら、とか!」
という、コントみたいなやりとりで生まれたものでした。
でも意外と、ピンクに巫女服って合うんですよ……?
・似てるアニメ
この作品を書いた後に「夏目友人帳を見たか?」と友人に言われました。聞けば、おまもりやどりと設定が似ているなどで「いっかい見てみろ!」と急かされます。詳しく聞いてみた感じだと、私のほうが異端というか、神様らしくないというか……。機会があれば、見てみたいと思っています。
・タグの「おっさんが三人泣いた」の真相
このサイトに掲載する前に、数十人の人に見てもらいましたが、中でも極めつけは四十を越えた三人のおじさんから「ほろりときた」「王道すぎて泣いた」と言われたことです。なんてコメントすればいいのか、困りました。
泣いたというのも、おっさんらからすれば、ライトノベルを見たことが無いので、その反動もあってのことなのでしょう。
・今後について
本編はこれで終わりとなります。
あとがきを掲載した翌日より、執筆済みの番外編『ヘップバーン』及び『できること、できないこと』を掲載していきます。
予約掲載となるため、毎日十八時ぴったりに、更新します。
引き続き、天子と宗一郎の物語をお楽しみください。
『おまもりやどり』本編を連載している間、たくさんの感想をいただき、本当にありがとう御座いました。一人一人の声を目にすることができ、また返信することが、いつの間にか私の生活のうちの一つとなっていました。
こういうことが、作家になるにあたり大切なのだな、と感じました。
そのほかにも感想、レビューなどいただけると、今後の執筆の励みになります。
お気軽にお送り下さいませ、お待ちしています。
それでは、失礼します。
虎太郎でした。
(「・ω・)「ガオー
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