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1.本編『おまもりやどり』
余 『あとがき』
 この度は『おまもりやどり』をご愛読していただき、ありがとう御座います。


 小さな神様が起こしたお話、如何でしたでしょうか?
 読んでいただいたみなさまが、ほっこりと和み、本作を読んだことで、まだまだ明るい未来があるのだ、と知ってもらうために作りました。
 人生で初めて、読者を意識して書いた作品です。

 
・作られた経緯

 この作品は『15000文字程度』という決まりの中で作られたものです。
 展開等、ライトノベルとしてはかつてないほどの短さで、うまく纏める必要があり、大変苦労した覚えがあります。
 しかし、天子の魅力もあってか、無事に優秀作品の枠に入ることが出来ました。
 下手な小細工はなしにして、愚直なほどの、王道的な展開。それが好評でした。


・天子

 この国、日本に生まれながらにして、古より我が国を守ってくださっている、神様たち。
 聞けば堅苦しいですが、そんな神様たちをポップに、より親しみやすくしたいと思いながら書いた結果、可愛らしい神様が生まれました。
 今にして思えば、親しみやすいというか、危なっかしくて目が離せないというか……。


・何故、天子がピンク色の髪になったのか

 本作を書き終えた後、私はY先生に誤字脱字などを見てもらいました。
 すると「そういえばさ。虎太郎君さ、天子は『ぱわぁあっぷ』したけど、外観的には何も変わらないの?」と言われました。「う~んとですね」と返答に困っていると
「髪の色変えたら?」と言われ、「なるほど~。じゃあ、そうしてみます」と、私も作りこみの甘さを実感しました。
 そのため、『身長がちょっぴり大きくなった』のと『髪の色が変化した』という変化をつけました。
 ですが、他の先輩達に見せた中で「生まれ変わって髪がピンクになる理由が解りません。これ、必要ですか?」
 と指摘されました。「まぁ、遊び要素として……ぱわぁあっぷしたという証明として……」なんて濁しときました。
 すると、そのやり取りを聞いていたY先生が「そうだよね。何で、髪をピンクにしたの?」と口を挟まれました。
「せんせーが言ったんでしょ! 『ぱわぁあっぷ』したことを解りやすくするために、髪の色変えたら、とか!」
 という、コントみたいなやりとりで生まれたものでした。
 でも意外と、ピンクに巫女服って合うんですよ……?
 

・似てるアニメ

 この作品を書いた後に「夏目友人帳を見たか?」と友人に言われました。聞けば、おまもりやどりと設定が似ているなどで「いっかい見てみろ!」と急かされます。詳しく聞いてみた感じだと、私のほうが異端というか、神様らしくないというか……。機会があれば、見てみたいと思っています。

 
・タグの「おっさんが三人泣いた」の真相

 このサイトに掲載する前に、数十人の人に見てもらいましたが、中でも極めつけは四十を越えた三人のおじさんから「ほろりときた」「王道すぎて泣いた」と言われたことです。なんてコメントすればいいのか、困りました。
 泣いたというのも、おっさんらからすれば、ライトノベルを見たことが無いので、その反動もあってのことなのでしょう。

 
・今後について

 本編はこれで終わりとなります。
 あとがきを掲載した翌日より、執筆済みの番外編『ヘップバーン』及び『できること、できないこと』を掲載していきます。
 予約掲載となるため、毎日十八時ぴったりに、更新します。
 引き続き、天子と宗一郎の物語をお楽しみください。
 
『おまもりやどり』本編を連載している間、たくさんの感想をいただき、本当にありがとう御座いました。一人一人の声を目にすることができ、また返信することが、いつの間にか私の生活のうちの一つとなっていました。
 こういうことが、作家になるにあたり大切なのだな、と感じました。

 そのほかにも感想、レビューなどいただけると、今後の執筆の励みになります。
 お気軽にお送り下さいませ、お待ちしています。

 それでは、失礼します。
 虎太郎でした。
 (「・ω・)「ガオー
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