ログイン
ケータイ版
小説情報
感想
レビュー
トラックバック
縦書きで読む[PDF]
挿絵表示
ブックリスト登録機能を使うには
ログイン
か
ユーザー登録
が必要です。
『双子の弟は魔法忍者』の感想
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
Next >>
投稿者:
富屋 要
[2011年 12月 21日 (水) 07時 33分 26秒] ---- ----
▼良い点
アスカやネギらメインキャラの次の行動が予測できない点。
▼悪い点
『第十四話 卒業させられた少年』より
===引用開始(空改行は当方にて詰めました)===
「他にも聞きたいことは山ほどあるのじゃが、それはまたの機会でいい……………………なぜ、連絡もなくココを出て行った」
少し間を置き、校長が口を開いて重々しく問い掛ける。それだけは聞いておきたかった。それはこの四年間、ずっとアスカに訊きたいと思っていたことだった。
「一言の相談もなく飛び出すことは無かろう。ワシはそんなに頼り甲斐がなかったか?」
===引用終了===
山門敬弘『風の聖痕』富士見書房、平成19年3月20日第15版、p. 152
===引用開始===
「なぜ、家を出た?」
沈黙を破り、重悟が口を開く。それだけは聞いておきたかった。
「勘当を言い渡されたところで、一言の相談もなく飛び出すことはなかろう。私はそんなに頼り甲斐がないか?」
===引用終了===
本文より
===引用開始===
思えば校長から見てアスカは哀れな子供だった。
魔法使いの家にさえ生まれなければ、英雄である『ナギ・スプリングフィールド』の子供にさえ生まれてこなければ、間違いなく優秀な子供だと言われただろう。
ただ一つ、精霊に関する魔法が使えないことを除けば何万人に1人生まれるか生まれないかの才能に恵まれた子供だった。知能に優れ、運動神経も良く、精霊に関すること以外の魔法の修得においても秀でた才を示した。
しかし、魔法使いとして精霊に関わる魔法は必須だった。
それでも他の魔法使いの家系なら他分野での才能を示せば十分だっただろう。だが、アスカは『英雄の子』なのだ。それが他の何よりも重要視されている素質だったのだ。
それゆえに、アスカはメルディアナでは無能者扱いされた。精霊魔法が使えなくてもアスカは十分に優秀だった。だが殆どの者は、精霊魔法を扱えない無能者と罵らえた。
===引用終了===
山門敬弘『風の聖痕』富士見書房、平成19年3月20日第15版、p. 28
===引用開始===
(――哀れな子供だった)
神凪の家にさえ生まれなければ、優秀な子供だと言われただろう。知能に優れ、運動神経も良く、術法の習得においても秀でた才を示した。ただひとつ、炎を操る素質がないことを除けば。
しかし、それこそが神凪一族とって最も重要視される素質だったのだ。
炎を操る才のない者は、他の何に長けていようと無能者扱いされた。それ故に、神凪に和麻の居場所はなかったのだ。
===引用終了===
本文より
===引用開始===
「……………しかし、本当に強くなったのぅ。アスカ」
多くの意味を込め、校長は言った。四年前は心身共に幼く弱かった少年が、旅に出たことで一人前の男になり、強大な力と、それを統御する精神力を身につけて戻ってきたことが嬉しかった。
===引用終了===
山門敬弘『風の聖痕』富士見書房、平成19年3月20日第15版、p. 155
===引用開始===
「……強くなったな、和麻」
多くの意味を込め、重悟は言った。四年前は役立たずの代名詞だった少年が、一人前の男になり、強大な力と、それを統御する精神力を身につけて戻ってきたことが嬉しかった。
===引用終了===
本文より
===引用開始===
「まだ足りぬか? なぜそこまで力を求める?」
校長の予想に反して、アスカは自分の力に満足はしていないようだった。まだ貪欲に力を求めるのか、と幾分批判的に問いかける。
だが、アスカには、力に淫する者特有の飢えた光はなかった。むしろ、どこか行くべき場所を見失って途方に暮れた少年のように、頼りない表情を浮かべている。
===引用終了===
山門敬弘『風の聖痕』富士見書房、平成19年3月20日第15版、p.p. 155- 156
===引用開始===
「まだ足りぬか? なぜそこまで力を求める?」
重悟の予想に反して、和麻は自分の力に満足していないようだった。まだ貪欲に力を求めるのか、と幾分批判的に問いかける。
だが、和麻の目には、力に淫する者の餓えた光はなかった。むしろ、どこか途方に暮れた少年のように、頼りない表情を浮かべている。
===引用終了===
本文より
===引用開始===
ここではない場所を幻視しながら、アスカは搾り出すような声で呟く。結局、これしか言えない。まだ過去を完全に乗り越えることはできていない。何時か、力に意味を見出せるその時まで―――。
校長は何も言わず、自分の握った手を見下ろして呟くアスカを静かに見ていた。
(弱い自分が許せない、か………)
校長は旅でのアスカのことを報告書でしか知らない。何を考え、感じ、思っていたのか。だから、ただ想像するだけだ。吐き出された言葉の意味を、未だ癒えることのない傷の痛みを。
「今度………そうだな、修行が終わったらでもいいから一杯やろう。未成年だから酒でなくても、な」
それでも愚痴を聞いてやるくらいはできるだろう。溜め込んだものを吐き出せば、少しは楽になれるかもしれない。校長は「祖父」として「孫」を支えてやりたかった。それがどれほどささやかなものであっても、かつて果たせなかった役割を、心に溜め込んだものを吐き出せる場所になれたらいいと考えた。
「………ああ、いいですね」
アスカは今も血を流し続ける傷跡を隠して穏やかに笑った。
===引用終了===
山門敬弘『風の聖痕』富士見書房、平成19年3月20日第15版、p.p. 157- 158
===引用開始===
絞り出すような声で呟く。結局、これしか言えない。まだ過去を完全に乗り越えることはできない。いつか、力に意味を見出せる時まで―――。
重悟は何も言わず、静かに和麻を見ていた。
(護りたかった、か……)
重悟は和麻の過去を知らない。ただ想像するだけだ。果たせなかった約束の意味を。未だ癒えることのない傷の痛みを。
「今度、そうだな、この事件が片づいたら一杯やろう。お前の決めた店で、な」
それでも愚痴を聞いてやるくらいはできるだろう。溜め込んだものを吐き出せば、少しは楽になれるかもしれない。重悟は『父』として『息子』を支えてやりたかった。それがどれほどささやかなものであっても。
「……ああ、いいかな」
和麻は穏やかに笑った。今も血を流し続ける傷跡を隠して。
===引用終了===
参考資料にしては、文章が被りすぎています。盗用と言われても仕方がない量かと。
▼一言
後書きに引用元を書かれたそうですが、見当たりません。私のPC環境が悪いのでしょうか?
投稿者:
セツ
[2011年 12月 20日 (火) 00時 11分 34秒] 15歳~17歳 男性
▼一言
玉藻センセーですか?
稲中卓球部
[2011年 12月 20日 (火) 01時 01分 45秒]
彼女は共に歩み、支える存在ではありますが残念ながら違います。
これ以上、言えませんがヒロインがヒロインするのは学園祭後になります。
投稿者:
Lapis lazuli
[2011年 12月 19日 (月) 21時 20分 23秒] 23歳~29歳 ----
▼一言
フェイトIN京都の理由は『ナギが封じた』スクナの調査でしょうね
※スクナが使えるなら回収して魔法世界で使用、使えないならヘルマン解放で東西関係にヒビ入れエヴァが来てたから解放しなかった可能性大
木乃香に関してアドバイスしていた辺り、解放済みでスタンバイ?(フェイトが西に持ち込んっつう根拠はココとリンク)
もちろん可能性の域はでてませんが…………
どうやって入ったかは魔法使いお得意の認識阻害で理由は充分かと
近衛パパが言ってた経歴は認識阻害を最低限で済ますためのものかな?
※かつての敵の(以前より若めとはいえ)顔と名前で来といて、あのパパのリアクションから、彼自身も認識阻害くらってた可能性もあり
西の幹部の中に完全なる世界のメンバーがいた可能性もありますな
※千草の親が魔法世界の大戦に参加してた理由を推察した上の根拠(ヘラスサイドについてた可能性も多少はあるが、基本西洋魔法使い嫌いの風潮がある西のメンバーが魔法世界にいく理由には少し弱く、完全なる世界の幹部なら反西洋魔法使いという利害関係の一致ができる【完全なる世界幹部ではなくメンバーと言ったのは、利害のみのコネクションである可能性から】交流目的なら子供をほったらかして夫婦のみで行くのは有り得ず、ヘラスサイドによる死亡なら、帝国ではなく、連合と強いコネのある東と仲悪いことにも違和感
考察のみで投稿限度文字数(最大千文字)半分以上いきやがったorz
以下、感想
予測以上にメンドクサイ展開になってんなあ…
アスカにはハッピーエンドを迎えてほしいが…
フェイトサイド入りにはならないといいなあ
感想短かっ!!!orz
稲中卓球部
[2011年 12月 19日 (月) 23時 54分 47秒]
折角、二学期になってフェイトがいるんだから明かして欲しいですよね。
いや、本当に九割考察で感想が一割とか………WWW
少なくともフェイトサイドになることだけは絶対にありえません。寧ろ、天敵?
投稿者:
セツ
[2011年 12月 19日 (月) 14時 26分 10秒] 15歳~17歳 男性
▼一言
良さんの意見もその通りなのかも・・・・・・
でも下手すりゃフェイト達と手を組んじゃう可能性も・・・・どうなるんだろう・・・・・
自分の友人であるMYはアスカ×明日菜だからどちらにせよ発狂しそうだな・・・・
稲中卓球部
[2011年 12月 19日 (月) 23時 52分 10秒]
フェイトと手を組むことだけはないです。理由は今は明かせませんが魔法世界編にて分かります。
実はこの時点でヒロインが確定しています。さあ、誰でしょう? (丸わかりでしょうけど)
投稿者:
良
[2011年 12月 19日 (月) 12時 51分 35秒] 30歳~39歳 男性
▼一言
明日菜をアスカが先に殺せば、フェイトも何もできなくなる。調査も何もできない。
今の精神的にヤバイアスカならやりそうで怖い…
稲中卓球部
[2011年 12月 19日 (月) 23時 48分 53秒]
守る相手を殺したら意味ないじゃないですか。アスカは明日菜が「黄昏の姫巫女」であることを知りませんし。
投稿者:
富屋 要
[2011年 12月 19日 (月) 06時 59分 43秒] ---- ----
▼一言
誤解されそうな書き方だったので、補足します。
『Wikipedia:著作権』より(http://p.tl/TNFn)
===引用開始===
つまりウィキペディアのコンテンツは、他の人々に対して同様の自由を認め、ウィキペディアがそのソースであることを知らせる限りにおいて、複製、改変、再配布することができます。
===引用終了===
ここに引用した通り、Wikipediaからのコピー&ペーストを責めているのではなく、作中に引用元のソースを記載していない点を、当方は問題ありと指摘しました。
読者として貴作品を読んでいると、作者氏自身の言葉でない箇所には違和感があります。ご自身の言葉で表現される事をお勧めします。
投稿者:
なおぽん
[2011年 12月 19日 (月) 03時 55分 29秒] 18歳~22歳 男性
▼一言
あの時、あの瞬間、あの場所で、最もついてはいけない嘘。アスカから残らず微かに残っていた希望を奪い取り、結果的にせよ苦しみに満ちた道を歩ませた。
↓
アスカから微かに残っていた希望を残らず奪い取りでしょうか?
PTSとは危うく死ぬ、または重症を負うような出来事の後に起こる心に加えられた衝撃的な傷が元となる様々なストレス障害を引き起こす疾患のことで、
↓
PTSD?
落ち着かせようとする千鶴と夏美、流石に悪いと思って謝ったのに受け入れてもらえず不貞腐れた三人が向かい合っていた。
↓
そんなあやかに落ち着かせようとする千鶴と夏美、流石に悪いと思って謝ったのに受け入れてもらえず不貞腐れた小太郎の三人が向かい合っていた、とか?
「ま、まあ、そういう事情でしたら………
↓
「ま、まあ、そういう事情でしたら………」
ショタコンのあやからなら大丈夫だと夏美が少年だよと説得するが、あやかは決して少年なら誰でもいいというわけではない。
↓
あやかなら
あの時は頭をハンマーで殴られた様な衝撃に襲われた。そんな衝撃でしか表す事が疑いようのないことが真実だと知った瞬間、アスカは何も考えられなくなった。
↓
この文章がよく分からないです。
そう、その方法を選べば今後、上手く行けば将来的に生徒達の危険性はグッと低くなる。運が良ければ生徒達がこちら(魔法)に係わる可能性も減る。デメリットとしてトラウマを植えつける可能性があるが、ここはアスカが上手くやるしかない。
↓
関わる?
「だが、それでは! ……………主が報わぬではないか」
↓
報われぬ?
うーん、分からない。でもとにかくやばい一手だというのは分かるw
稲中卓球部
[2011年 12月 19日 (月) 23時 47分 42秒]
誤字、脱字報告ありがとう御座います。修正しました。
アスカの取ろうとしている手は、自己犠牲の究極みたいな手です。
投稿者:
shimon
[2011年 12月 19日 (月) 01時 49分 32秒] 18歳~22歳 男性
▼一言
ヘルマンを過去のナギがやったのと同じように殺すとかですかね?
今回の回想とのつながりがあるのであればこんな感じじゃないかなと。
更新楽しみにしています。
稲中卓球部
[2011年 12月 19日 (月) 23時 39分 30秒]
主人公の目的は
・復讐を遂げること
・未だ見つからぬ石化治癒の手掛かりを掴むこと
・生徒の安全の確保
と、なっています。そして筆者の頭の中では石化解除の道程は出来上がっています。そのためにはヘルマンの最後は……………
投稿者:
富屋 要
[2011年 12月 19日 (月) 01時 33分 42秒] ---- ----
▼良い点
最近更新が早いので楽しみにしています。
▼一言
『第九十話 今更と少年』より
===引用開始===
PTSとは危うく死ぬ、または重症を負うような出来事の後に起こる心に加えられた衝撃的な傷が元となる様々なストレス障害を引き起こす疾患のことで、心の傷は心的外傷またはトラウマと呼ばれる。
===引用ここまで===
Wikipedia『心的外傷後ストレス障害』より(http://p.tl/pmKE)
===引用開始===
心的外傷後ストレス障害(しんてきがいしょうごストレスしょうがい、Posttraumatic stress disorder:PTSD)は、危うく死ぬまたは重症を負うような出来事の後に起こる、心に加えられた衝撃的な傷が元となる、様々なストレス障害を引き起こす疾患のことである。
===引用ここまで===
本文より
===引用開始===
1.神的不安定による不安、不眠などの過覚醒症状 2.トラウマの原因になった障害、関連する事物に対しての回避傾向 3.事故・事件・犯罪の目撃体験等の一部や、全体に関わる追体験(フラッシュバック) 3つの症状が、PTSDと診断するための基本的症状である。そのため、事件前後の記憶の想起の回避・忘却する傾向、幸福感の喪失、感情鈍麻、物事に対する興味・関心の減退、建設的な未来像の喪失、身体性障害、身体運動性障害などが見られる。
===引用ここまで===
Wikipedia上述項目より
===引用開始===
以下の3つの症状が、PTSDと診断するための基本的症状であり(中略)。
・ 精神的不安定による不安、不眠などの過覚醒症状。
・トラウマの原因になった障害、関連する事物に対しての回避傾向。
・事故・事件・犯罪の目撃体験等の一部や、全体に関わる追体験(フラッシュバック)
(中略)。そのため、事件前後の記憶の想起の回避・忘却する傾向、幸福感の喪失、感情鈍麻、物事に対する興味・関心の減退、建設的な未来像の喪失、身体性障害、身体運動性障害などが見られる。特に被虐待児には感情の麻痺などの症状が多く見られる。
===引用ここまで===
引用元を明示し、自分なりに咀嚼した自身の言葉で表現されるのがよろしいかと存じます。
稲中卓球部
[2011年 12月 19日 (月) 23時 37分 46秒]
PTSDは大分以前の話より持ってきたものでうっかり。
後書きに引用元を書きました。
投稿者:
White Seal
[2011年 12月 19日 (月) 01時 32分 49秒] 18歳~22歳 男性
▼一言
アスナが『消え』れば万事解決……とかですかね?
外道かつ短絡的ですが(汗)。
稲中卓球部
[2011年 12月 19日 (月) 23時 36分 27秒]
現時点で主人公は明日菜の過去を怪しみつつも、「完全魔法無効化能力」しか把握していないのでその選択肢はないです。
主人公の選択の主眼は「守る」であり、外道と見られてもそれが外れることはありません。黄昏の姫巫女だと知っても変わらないでしょう。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
Next >>
― 感想を書く ―
⇒感想一覧を見る
※感想を書く場合は
ログイン
してください。
▼良い点
▼悪い点
▼一言
1項目の入力から送信できます。
感想を書く場合の注意事項
を必ずお読みください。
===引用開始(空改行は当方にて詰めました)===
「他にも聞きたいことは山ほどあるのじゃが、それはまたの機会でいい……………………なぜ、連絡もなくココを出て行った」
少し間を置き、校長が口を開いて重々しく問い掛ける。それだけは聞いておきたかった。それはこの四年間、ずっとアスカに訊きたいと思っていたことだった。
「一言の相談もなく飛び出すことは無かろう。ワシはそんなに頼り甲斐がなかったか?」
===引用終了===
山門敬弘『風の聖痕』富士見書房、平成19年3月20日第15版、p. 152
===引用開始===
「なぜ、家を出た?」
沈黙を破り、重悟が口を開く。それだけは聞いておきたかった。
「勘当を言い渡されたところで、一言の相談もなく飛び出すことはなかろう。私はそんなに頼り甲斐がないか?」
===引用終了===
本文より
===引用開始===
思えば校長から見てアスカは哀れな子供だった。
魔法使いの家にさえ生まれなければ、英雄である『ナギ・スプリングフィールド』の子供にさえ生まれてこなければ、間違いなく優秀な子供だと言われただろう。
ただ一つ、精霊に関する魔法が使えないことを除けば何万人に1人生まれるか生まれないかの才能に恵まれた子供だった。知能に優れ、運動神経も良く、精霊に関すること以外の魔法の修得においても秀でた才を示した。
しかし、魔法使いとして精霊に関わる魔法は必須だった。
それでも他の魔法使いの家系なら他分野での才能を示せば十分だっただろう。だが、アスカは『英雄の子』なのだ。それが他の何よりも重要視されている素質だったのだ。
それゆえに、アスカはメルディアナでは無能者扱いされた。精霊魔法が使えなくてもアスカは十分に優秀だった。だが殆どの者は、精霊魔法を扱えない無能者と罵らえた。
===引用終了===
山門敬弘『風の聖痕』富士見書房、平成19年3月20日第15版、p. 28
===引用開始===
(――哀れな子供だった)
神凪の家にさえ生まれなければ、優秀な子供だと言われただろう。知能に優れ、運動神経も良く、術法の習得においても秀でた才を示した。ただひとつ、炎を操る素質がないことを除けば。
しかし、それこそが神凪一族とって最も重要視される素質だったのだ。
炎を操る才のない者は、他の何に長けていようと無能者扱いされた。それ故に、神凪に和麻の居場所はなかったのだ。
===引用終了===
本文より
===引用開始===
「……………しかし、本当に強くなったのぅ。アスカ」
多くの意味を込め、校長は言った。四年前は心身共に幼く弱かった少年が、旅に出たことで一人前の男になり、強大な力と、それを統御する精神力を身につけて戻ってきたことが嬉しかった。
===引用終了===
山門敬弘『風の聖痕』富士見書房、平成19年3月20日第15版、p. 155
===引用開始===
「……強くなったな、和麻」
多くの意味を込め、重悟は言った。四年前は役立たずの代名詞だった少年が、一人前の男になり、強大な力と、それを統御する精神力を身につけて戻ってきたことが嬉しかった。
===引用終了===
本文より
===引用開始===
「まだ足りぬか? なぜそこまで力を求める?」
校長の予想に反して、アスカは自分の力に満足はしていないようだった。まだ貪欲に力を求めるのか、と幾分批判的に問いかける。
だが、アスカには、力に淫する者特有の飢えた光はなかった。むしろ、どこか行くべき場所を見失って途方に暮れた少年のように、頼りない表情を浮かべている。
===引用終了===
山門敬弘『風の聖痕』富士見書房、平成19年3月20日第15版、p.p. 155- 156
===引用開始===
「まだ足りぬか? なぜそこまで力を求める?」
重悟の予想に反して、和麻は自分の力に満足していないようだった。まだ貪欲に力を求めるのか、と幾分批判的に問いかける。
だが、和麻の目には、力に淫する者の餓えた光はなかった。むしろ、どこか途方に暮れた少年のように、頼りない表情を浮かべている。
===引用終了===
本文より
===引用開始===
ここではない場所を幻視しながら、アスカは搾り出すような声で呟く。結局、これしか言えない。まだ過去を完全に乗り越えることはできていない。何時か、力に意味を見出せるその時まで―――。
校長は何も言わず、自分の握った手を見下ろして呟くアスカを静かに見ていた。
(弱い自分が許せない、か………)
校長は旅でのアスカのことを報告書でしか知らない。何を考え、感じ、思っていたのか。だから、ただ想像するだけだ。吐き出された言葉の意味を、未だ癒えることのない傷の痛みを。
「今度………そうだな、修行が終わったらでもいいから一杯やろう。未成年だから酒でなくても、な」
それでも愚痴を聞いてやるくらいはできるだろう。溜め込んだものを吐き出せば、少しは楽になれるかもしれない。校長は「祖父」として「孫」を支えてやりたかった。それがどれほどささやかなものであっても、かつて果たせなかった役割を、心に溜め込んだものを吐き出せる場所になれたらいいと考えた。
「………ああ、いいですね」
アスカは今も血を流し続ける傷跡を隠して穏やかに笑った。
===引用終了===
山門敬弘『風の聖痕』富士見書房、平成19年3月20日第15版、p.p. 157- 158
===引用開始===
絞り出すような声で呟く。結局、これしか言えない。まだ過去を完全に乗り越えることはできない。いつか、力に意味を見出せる時まで―――。
重悟は何も言わず、静かに和麻を見ていた。
(護りたかった、か……)
重悟は和麻の過去を知らない。ただ想像するだけだ。果たせなかった約束の意味を。未だ癒えることのない傷の痛みを。
「今度、そうだな、この事件が片づいたら一杯やろう。お前の決めた店で、な」
それでも愚痴を聞いてやるくらいはできるだろう。溜め込んだものを吐き出せば、少しは楽になれるかもしれない。重悟は『父』として『息子』を支えてやりたかった。それがどれほどささやかなものであっても。
「……ああ、いいかな」
和麻は穏やかに笑った。今も血を流し続ける傷跡を隠して。
===引用終了===
参考資料にしては、文章が被りすぎています。盗用と言われても仕方がない量かと。