【福岡】1年の汚れ落とし新年を、愛宕神社すす払い

12/19 14:08 更新

神社でも年末の大掃除です。福岡市の愛宕神社で19日、1年の汚れを落とし清める「すす払い」の神事が行われました。およそ2メートルの笹を使って本殿をお払いしたのは、愛宕神社の神職と巫女3人です。縁起がよいと言われる笹の葉を使い、丁寧にほこりやすすを落としていきます。この「すす払い」の神事は、今年1年間の神社の汚れを落とし、参拝客の思いを清め、新しい気持ちで新年を迎えられるよう準備する神事です。巫女の高原千秋さんは「今年は震災が起こりましたので、その復興も願って、初詣に来られた方のお願い事が叶うように清めさせていただきました」と話していました。愛宕神社によりますと、初詣ではおよそ70万人の参拝客を見込んでいるということです。