学校給食食材等の放射性物質検査

記者資料提供(平成23年12月19日)
教育委員会事務局指導部健康教育課 中川、村上
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保健福祉局健康部生活衛生課 高井、香川、木村
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保健福祉局健康部環境保健研究所 渋谷、上田
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学校給食食材等の放射性物質検査

概要

 福島原発事故による食品中の放射性物質汚染の不安を解消し、市内で流通する食品の安心・安全を確保するために、神戸市環境保健研究所にゲルマニウム半導体検出器を配備しました。平成24年1月より計画的に学校給食食材等の検査を同検出器を活用して実施します。
 学校給食においては、保護者に安心していただくため、食材検査にあわせ調理済みの給食の検査も下記のとおり行うことにしましたのでお知らせします。

平成23年度の検査計画

1 検査実施時期

平成24年1月から3月

2 検査対象

(1)神戸市中央卸売市場(本場、東部市場)において、厚生労働省が定めた「地方自治体における検査計画」に示された17都県産の農作物、水産物を中心に、毎週1回、4検体程度の抜取り検査を行う。
(2)学校給食については、
  1.上記4検体のうち1検体は、市内の学校給食で使用する予定の食材とする。
  2.児童が食べる毎日の給食1食分(調理済みのもの。パンや牛乳等を含むすべて)を、1週間分まとめて1検体とし、毎週1回検査する。
  ※その他、神戸市中央卸売市場を経由しない学校給食食材等は、必要に応じて随時検査を実施する。

3 検査予定数

一般食材

(3検体/週)

学校給食

食材(1検体/週)

調理済み給食

36件

12件

10件 (49日分)


4 検査結果

検査結果については随時神戸市ホームページに公表する。

新たに配備した検査機器

ゲルマニウム半導体検出器による放射能測定装置システム(キャンベラ社(米国)製) 1式
設置場所:神戸市環境保健研究所食品化学部

その他

1.神戸市近隣で暫定規制値を超える食品の流通が確認される状況等の場合には、上記検査計画に加えて、必要に応じて検査検体数を増やして対応する。
2.平成24年度以降についても、計画的な検査を実施していく予定。