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●長い間 暴行
(12/20 18:58)
青森山田高校の野球部員が死亡した問題。この部員は先輩部員に長い間、暴行されていたことが関係者の話でわかった。
警察はきょう実況見分を行い、当時の状況を調べている。
青森山田高校ではきょう午後、警察が3時間にわたって実況見分を行い、暴行の詳しい状況を調べた。
亡くなったのは大阪出身で青森山田高校野球部の16歳の1年生部員。
1年生部員はおととい夜、寮の空き部屋で焼肉をしていたところを2年生部員に見つかり、背中を殴られたあと亡くなった。
学校側は搬送先の病院の診断では死因は分からなかったと話している。
一方、学校関係者の話でこの2年生部員は1年生部員を空き部屋から廊下に呼び出し、長い間暴行を加えていたことが分かった。
学校ではあす夕方会見を開き、詳しい経緯を説明することにしている。
一方、日本高野連は学校に対し警察の捜査が一段落してから、報告書を提出するよう求めている。
また青森山田高校は、今月末に台湾で行われる国際試合の県選抜メンバーに選ばれている主力選手2人の出場の辞退を県高野連に申し入れ、受理された。
●メガソーラー発電開始
(12/20 18:56)
東北電力が八戸市に建設を進めてきた太陽光発電所「メガソーラー」。震災の影響で工事が一時中断したが、計画より1か月早く、きょうから発電を始めた。
発電を始めたのは、八戸市河原木の八戸火力発電所の敷地に完成した太陽光発電所「メガソーラー」。
きょうは運転開始式が行われ、東北電力の安倍副社長と佐々木副知事がボタンを押して発電がスタートした。
1万枚ほどのソーラーパネルを設置した「メガソーラー」は出力が1500キロワットで、一般家庭500世帯の1年間に使う電気をまかなうことができる。
また年間800トンの二酸化炭素を削減できるもので、東北電力では初めてとなる事業用の太陽光発電所。
東日本大震災で工事が2か月ほど中断したが、作業工法を変更した結果、計画より1か月早く完成した。
東北電力では2020年度までに東北各地に発電所を作り、太陽光発電の出力をあわせて1万キロワットに拡大する計画。
●原子力防災強化を提言
(12/20 18:54)
福島原発の事故を受けた動き。全国知事会の特別委員会はきょう、国に対し原子力施設の防災対策強化などを求める9項目の提言を行った。
提言を行ったのは全国知事会の原発対策特別委員会。
委員長を務める三村知事が経済産業省の枝野大臣を訪ね、提言書を手渡した。
提言は原子力施設の防災対策強化やストレステストについての国からの明確な説明、それに電源立地地域対策交付金の充実・強化など9項目にわたっている。
提言に対し枝野大臣は「重く受け止めたい」と答えた。
提言書は原発事故を担当する細野大臣にも提出し、大臣は「安全対策の予算を確保し、しっかりと取り組んでいく」と答えたという。
●豊作祈願 弥生画
(12/20 18:52)
豊作祈願の伝統行事。鶴田町では穀物の種で縁起物を描く「弥生画」作りが進められている。
弥生画作りは鶴田町で220年ほど前から続く豊作祈願の伝統行事で、元町弥生会が受け継いでいる。
先月末から鶴田八幡宮で製作が進められていて、作業は仕上げの段階に入っている。
弥生画は幅3.2メートルの板にもち米や小豆など10種類の穀物を貼り付けて、縁起物の絵を描く。
来年に向けた絵の題名は地元の伝説「白上姫・龍神物語」で、岩木山を背景に五穀豊穣を願う布袋様と来年の干支「辰」が描かれている。
会の人たちは来年の豊作を願いながら、一粒一粒に丁寧に貼り付けていた。
弥生画は大晦日に町内を練り歩いたあと、鶴田八幡宮に奉納される。
●寒さ吹き飛ばし熱戦
(12/20 18:50)
津軽の冬の伝統。ひざをついて相撲を取る「ねまり相撲」の大会が弘前市の小学校で開かれ、熱のこもった取り組みに大きな歓声があがっていた。
大会は弘前市の西小学校で開かれ、全校児童252人が学年ごとにクラス対抗の団体戦と個人戦を行った。
ひざをついて相撲を取る「ねまり相撲」は、藩政時代に行われた武士の鍛錬をいまに受け継ぐ伝統行事。
「はっけよい」の掛け声で取り組みが始まり、子どもたちが立会いで勝負を決めたり、豪快な投げ技を見せるなどして熱戦を繰り広げていた。
会場には父母たちも応援に駆けつけ、子どもたちの熱戦に拍手を送っていた。
「ねまり相撲」は冬の体力づくりもかねて、これから市内各地で大会が開かれる。
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