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ショーケース

Skeed Cast事例

ハイブリッド提案、物とサービスの融合を目指して

「一歩前進(One Step Forward)を社是に、時代の一歩先を見つめながら成長してきたサプライチェーンカンパニー、株式会社 新進商会様。他社に先駆けグローバル展開に目を向け、アジアを中心に国内12拠点、海外14拠点のグローバルな体制で、お客様のビジネスをサポートし続けている。
この度、同社はコンテンツ配信サービス「S-Link(エスリンク)」の提供を始めるにあたり、ネットワークを効率よく活用し、大容量データを高速に配信するために「SkeedCast®」を採用した。

  • デジタル化の波に応じた「ハイブリッド提案」

    • 株式会社 新進商会様(以下、新進商会)は、1940年に紙製品を中心に扱う文具商社として創立、フロッピーディスクや紙を取り扱う中で、お客様をより広範囲で支えていけるよう業容を拡大してきました。現在は、デジタル総合商社としてメディアの複製や印刷、パッキング作業、調達部材の輸配送といったロジスティックスに至るまでのトータルサプライチェーンマネジメントを行っています。その代表的な例として、マイクロソフトのAR(注1)プログラムがあります。 注1 : Authorized Replicator、米国マイクロソフト社公認の複製業者

      これまでは、物のサプライチェーンを中心に事業として取り組んできましたが、デジタル化が進むにつれ、印刷物としてのメディアの減少があり、紙媒体の需要が少なくなってきました。同時に、そのデジタル化の波に応えるサービスをご提案できるようにするためにデジタルソリューション事業を検討し始めました。と米国より指揮をとる執行役員 北田氏(以下、北田)は語る。

      北田 哲也 氏

      株式会社 新進商会
      執行役員
      デジタルソリューション部
      部長 北田 哲也 氏

      コンセプトは、「ハイブリット提案」。つまり、物とサービスを融合したサプライチェーンサービスの提案です。お客様からすると、メディアは変わっていないけれど、ツールの選択肢は増えていっている。つまり、お客様の環境が変われば、サプライチェーンの内容も変わっていくということだと思います。それに対して、紙やCD、デジタルといった多様なツールを複合的に提供することで、事業の差別化に繋がるのではないかと考えました。

  • ハイブリッドな世界の網羅

    • 続けて北田は語ります。まず基本に考えたことは、メディアやコンテンツのデジタル化が進む中、モノとサービスを融合した形で、提供出来るハイブリットなサプライチェーンの実現です。どちらかに特化している企業が多い中で、当社が他社との差別化を図っていくためには、その両方をサポートする必要がありました。その中で、サービス(デジタルコンテンツ)を配信する為のプラットフォームとして「S-Link」を位置づけています。
      一言でいうと「S-Link」は、我々にしてみるとトラック。これまでトラックに印刷物やメディア(CDやDVDなどの記録媒体)などの荷物を積んで運搬していましたが、「S-Link」ではコンテンツであるデジタルデータを、ネットワークで運んでいる。つまり、手段が違うだけで普段使っているトラックと同じ感覚ですね。しかも、実際に物を輸送するのとは違い、地理的な距離や関税の手続きなどを気にせずに済むのも嬉しいです。こうした利点を活かして、将来的にはトータルサプライチェーンソリューションの一環として、現在の国内向けサービスから世界に向けて、そのサービスを展開していきたいと考えています。

  • スモールスタートが大きな決め手

    • 新進商会のRFIに対して、数社から出された提案の中から、SkeedCast®の採用が決まりました。選定の一番のポイントは、新進商会としてはデータ配信の領域では後発の立場になるため、今後の運用も含めて考えた場合、「どうすればトータルコストを抑えた仕掛けを実現できるのか」という点でした。

      また方式についても、クライアント/サーバー方式での実現も含めて、様々な企業の製品やサービスの検討を行いましたが、一方ではP2Pを用いたデータ配信方式の効率性に大変興味があり、評価していたことが挙げられます。

      北田 哲也 氏

      「安定したシステムで、高性能。その一方で、コストも含め、スモールスタートができ、将来の拡張もコストを抑えて実現できる」という点で、SkeedCast®に惹かれたという。より客観的な視点から他のサービスの検討も行われたが、至った結論は、「やっぱりSkeedCast®が一番優れている」。ネットワークの冗長性を保持しながら、効率よく安定した配信が実現できるというメリットは変わらなかった。

      ただ一方では、新進商会にとって、いくつかのチャンレンジもあった。商用P2Pを取得しているとはいえ、国内でP2P技術を用いたものが実際に受け入れられるのか?また、サーバーおよびユーザー間で中継しているがセキュリティ面での心配は本当にないのか?こうした点に関しては、慎重に慎重を重ね、徹底的に検討がなされた。結果、SkeedCast®はデータの投入が制限されており、また一度流通したデータの「ステータス」を適切に管理できるということが実感をもって判ったため、自信をもって活用していける、という判断がくだされた。

  • より多くの手段を提供するためのぷらっとフォームの充実

    • 「S-Link」は単体でビジネス商材として活用するわけではなく、プラットフォーム、すなわち物流におけるトラックに位置づけられています。新進商会としては、そのトラックにデジタルソリューション商材(付加サービス)のラインナップを増やして複合的に提案することが次の取り組みになるという。

      また「S-Link」自体も、海外では既に主流となっているスマートフォン対応含め、より多くの手段を提供できるよう、更なる充実を図っていきたいとのこと。

      SkeedCast®の特徴であるユーザー中継やネットワーク負荷の低さ、システムの柔軟性、回線帯域に影響されにくい点を活かして、「S-Link」は新進商会のサービスにおけるバックボーンとして、今後のビジネスに繋げていくことを担っている。

新進商会

本社    : 東京都港区三田2丁目17番25号
創立    : 1940(昭和15)年5月1日
資本金 : 45,580万円

株式会社 新進商会様は、1940年に総合商社として創立70周年。「一歩前進(One Step Forward)を社是にグローバルな連携体制で、お客様のビジネスをサポートし続けています。

今後はこれまでの実績を元に、グローバル企業へのサプライチェーンのトータルコーディネーターとしてサービスを提供して行きたいと思います。