北朝鮮の国営ラジオは、19日正午から「特別放送を放送する」と予告し、何らかの発表を行うものとみられます。
北朝鮮の朝鮮中央放送とピョンヤン放送は、19日午前10時の放送の中で、「きょう正午にテレビとラジオで特別放送がある」と伝えました。北朝鮮の国営ラジオはこれまで、あらかじめ放送を予告したうえで、国民に重要な発表を行ったことがあり、1994年にキム・イルソン主席が死去した際は2時間前に予告をしたうえで「特別放送」として、その事実を発表しました。2000年に南北首脳会談の開催を発表した際は、1時間前の予告のあと「特別重大放送」が出されました。19日に国営ラジオが「特別放送」を予告したことで、北朝鮮は何らかの発表を行うものとみられます。