【政治】次期戦闘機、F35に正式決定2011年12月20日 11時23分 政府は20日午前の安全保障会議と閣議で、航空自衛隊の次期戦闘機(FX)に米英豪など9カ国が共同開発中のF35(米国ロッキード・マーチン社)を選定することを正式決定した。2017年3月から導入し、最終的には42機を購入する。 レーダーで捉えにくい同機のステルス性が評価されたが、早くも納期遅れの懸念が出ている。 FXは老朽化したF4戦闘機の後継機。F35のほか、米海軍機のFA18、欧州4カ国が共同開発したユーロファイターの計3機種が候補となった。防衛省は「選定の透明性」を掲げ、性能や経費、国内企業が製造を請け負えるかなどを評価し、各機種を点数化。3機種の中でステルス性が飛び抜けて高いF35を選んだ。ステルス機の開発を進めるロシア、中国に対抗する狙いもある。 ただ、F35は開発の遅れから最初の納期である17年には間に合わない可能性もある。F35の価格は米軍で1機約6500万ドル(約50億円)だが、日本ではより高額になるとされ、1機約80億円になるとの指摘もある。 (中日新聞) PR情報
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