|
ごんた氏の問題では9×6に決まっています。
掛け算は単位も含めて掛けます。これは物理や数学では普通のことです。だから面積は平方なんとか、体積は立法なんとか、当然です。そして、小学校の文章題に出てくるような掛け算では、後ろの数字は単位がない、と解釈するはずで、昔から順序関係はあったと思います。
だから、私の意見としては、長方形の面積を、縦×横ではなく横×縦と書くのはいいと思います。
kk氏のトランプの問題でも、もちろんそう主張する人の言い分は分かりますが、小学校の算数の問題なら、3×5で統一すればいいと思います。なんでそんなことがかわいそうなのか、もっともかわいそうかどうかもその人の主観によりますが。
関係あるようなないような話を一つ。
私が高校生のとき、学校の数学のテストで微積分の問題が出ました。ですが、その問題は、微分の意味をきちんと理解していたら、答えは見たまんま、一次式一つで答えが出る問題でした(2つの面積の差が最小になるのはいつか、というような問題)。そこで私はその一次式を書いて答えを書きましたが、答えは合っていたものの×になりました。当然納得いかず、先生に質問に行きました。すると先生の答えとしては、
○まず、お前がその意味を理解してそういう式で答えたことは分かる。
○しかし、今後入試などの試験のとき、採点者はこの式を完全な理解のもとに書いたかどうか判断できず、×になるかもしれない。
○だから今回×にした。
○そもそも試験問題とは、その問題との勝負である。その第一段階として、まず相手の力量を判断するのが大事だ。
○簡単な問題は簡単な解法で解く。相手のレベルに合わせてやれ。
とのことでした。そして、もしどうしてもその解法でやりたければ、まず微分積分の定義から解答に書いた上で、その式で解けるという正当性を解答内で示した上で書けば、構わない、と言われました。なので次に似た問題が出たときにそう書いたら、正解にされました。
ところで単位を筆記体にしたら×ってほんと?私は筆記体だったので、今でもそう書きそうだなあ。
|
|