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難しいのは、「どういうつもりで子どもが式を立てたのか」が問題によっては見えにくいこと。
3+3+3+3+3=3×5
が加法から乗法への移行する際の指導で、だから
「一つの袋の中にはチョコが3個入っています。この袋5つで、チョコは全部でいくつでしょう。」
という問題は、3×5=15と解く、という主張は整合性がある。
これに対し
「5人がトランプで遊びます。1人に3枚ずつ配るとき、全部で何枚配りますか。」
という問題の場合、
3×5(3枚ずつ5人に配る)
5×3(5人に配る操作を3回繰り返す)
どちらも自然である。
ということで、どのような問題に対し、どのようなつもりで生徒が問題を解いているのか、を推し測れるかどうかによって、バツをつけることが可能だったり不可能だったりする。
実際は、どんな問題だったのか?
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