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2011年12月18日

リポーター稼業

市 (2011年12月18日 04:34) │Comments(4)語りのプラザ
SATマガジンの別冊も、ついに公式ブログでの休刊宣言が来てしまいましたね。 近年のガン業界、ことメディアに関しては何とか不景気を乗り越えようとあえいでいる様子が伺えます。 路線を変更し、内容を細かく砕いて飲み込みやすくし…悪く言えばこの、『コンテンツの離乳食化』が昔ながらのファンにはもの足りず、かと言って新規ファンを呼び込むほど魅力的でもないために雑誌の売れ行きは落ち込むばかりです。 そして、かつては各々こだわりを見せていた雑誌が目前の売上げに魂を売りさばいて低俗な手法に乗り換える度、私達の心も落ち込みます。 何が悲しくてオカズにもならないアイドル崩れやスポンサーをヨイショするためだけの記事にお金を払わなければならないのでしょうか。これでは読者が離れるのも仕方ありません。 問題は、読者に「カネを払うだけの価値もない」と思われるようなものを出しておいて「不況のせいで売れない」なんて平気で言ってしまう浅はかさです。 幸い、海外にはまだ、そしてわずかながら国内にも良心を残した記者達がいます。願わくは、そういった方々にこそ誌面で活躍してもらいたいものです。 イチローさん、何とかなりませんでしょうか?
by まかも

>読者に「カネを払うだけの価値もない」・・

これはワシ自身の記事のことなんだと昔から
想っていました。マジです

散漫な性格のワシにはリポーターは務まらない
と、欧米諸国の本格的なリポーターたちと話を
するたびに想うことなんです。
一緒にブラックウォーターに行ったリポーター
ときたらあらゆる銃メイカーの
ガンスミスィング クラスを受けており、
あらゆる銃に精通していたので衝撃を受けた
ものです。

ワシとしては銃の背景よりも
銃を持って試合に出るほうに興味があり
銃の世界に携わっている人々のほうに関心を
もつというキライもあるんですね。

それと、
趣味の多様化とパソコンの普及によって
エアガン界が頭打ちになっているのも事実
のようです。

で、、
ガンリポーターといえばカッコいいのかも
しれませんが、、日本の場合はギャラが
モーレツに低いのです(;O;)

たとえばワシは遠くに出かけて撮影し、それを
記事にしますが、日本の雑誌だけのために
それをやったら費用倒れのワーキングプア
そのものになります。
アメリカ側で費用いっさい、そして充分な
ギャラが出るので日本からのギャラは自分の
オコヅカイとして趣味に使える、、これなので
続けていけるわけなんですよん。

「原稿料はナシ、雑誌に名前が載ることが
栄誉だと想え」というのがGun誌を始めたころ
の状態でしたからね〜(^o^)

「ではやめます」
と言ったら
「まてまて180$やる」
と言われまして(^_^;

稚拙な記事ながら時代に合っていたために
Gunは売れまして一時は11万部販売
(坂田編集長談)という記録を作ったくら
いです。
さすがに毎月の暮らしができるだけのギャラ
はいただけましたよん♪

でもそれではジリ貧だったので積極的に米国の
テッポ界に斬り込んでいきました。
米国でガンフォトグラファーという仕事がな
かったらワシなんかとっくに日本の雑誌から
は消えていたはずですよん。

このブログで「テッポのリポート」をお届けし
それくらいが自分の身丈に合っている、、
と想っているのですが、なかなか時間が作れ
ないんですよね〜・・・(^_^;)

それとユーチューブでガンリポートをやろうと
いう作戦を立てています。やはり動画はいいで
すものね〜(^-^)

まずは「無料なら見る価値がある」のレヴェル
に到達しないといけませんからね〜

来年はきっとナニかやりますよ〜(^_-)-☆

>国内にも良心を残した記者達がいます。
願わくは、そういった方々にこそ誌面で活躍
してもらいたいものです。
イチローさん、何とかなりませんでしょうか?

そういう人がいたらSATマガに参加して
いただきたいですね〜
ただ、アサカ編集長はガンのリポートよりも
特殊部隊ばっかに興味があって銃の魅力に
ついてはそれほどでもないので、、これが
ワシとしても残念なんですよね〜

ワシが編集長だったらもっとエアガンの記事
を新鮮に書ける人を発掘し、エアガンの魅力
をバンバンと打ちだすのですがね〜

当然ながら女の肌などはすべて排除します!
女のシューターは育てますが。

これだからワシは嫌われるんですがね(^o^)


Posted by 市 at 04:34Comments(4)語りのプラザ
この記事へのコメント
気骨のあるリポーターにこそ、新生GUNで活躍して欲しいですね。
Posted by ぶっちゃけ… at 2011年12月18日 08:13
近年のGun誌でいえば、とんでもない博学で欧州の新しいものをドンドン紹介してくれる床井先生や、ライフルに精通されているTurkさん、仕事柄有名どころの銃を長期テストできるキャプテン中井の記事が読み応えありましたね。私の(おそらくイーチさんブログの読者の方々も)求めるところはこれだなあ。
とはいえA誌の路線もこのご時世では理解できるところであります。他メディアに親和性が高いのは、そっちを楽しむ若者に訴求できると思いますから。しかしオナゴのセレクトは微妙だなあ。露出度は低くて良いから、もっと読者層の少年が身近に感じられるティーンの大和撫子の優しい微笑みが必要だろ。年齢層が上ならいっそハーレーデイビッドソン専門誌『Vibes』のようにオッパイ出しちゃうと良いんでしょうけどね(笑)。
YouTubeリポート、面白そう。ランディさんがいるから不要だろうけど、私も撮りたいなあ。アゴアシくらい出してくれる奇特なメディアないかなあ。
Posted by 仁太郎 at 2011年12月18日 10:17
雑誌でコロシ銃とか、最強の○○とか無意味な煽り文句で
銃自体のメカニズムとか精度とか機械としての魅力を
取り上げてこなかったGun以外の雑誌が生き残ってるのが不思議ですね。
まぁ、Gun誌は売り上げ減って廃刊ってわけじゃなく、
経営人の不法行為が原因なので、中学生しか釣られないような
下らない記事ばかりの他の雑誌が廃刊になるのも
そう遠いことではないような気がしますが・・・( ・´ω・`)
Posted by 高橋秀武 at 2011年12月18日 14:02
S誌も最近は着々と軟派路線に転向なさり、いまや硬派はG誌だけという状態でしたものね。
選べるほど余裕もないんでしょうけど、“オナゴのセレクト”は確かに微妙だと感じます。
せめて“心和ませる紅一点”ならまだ解るのに、なんでなのかなぁと友人にボヤいたところ、
「読者を和ませてしまったらエアガンが売れないからではないか」と返されました。もちろん冗談ではありますが…もしそんな基準で選んでいるのだとしたら、モデルさんには失礼な話ですよね(笑)

ともあれ、銃器ファンにとっては寂しいニュースの多い一年でありました。GUN、じ〜くの2誌が休刊となったわけですが…
復活はあるのでしょうか。
Posted by まぁ at 2011年12月18日 21:40
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