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2011年12月20日3時2分

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減る公衆電話、設置場所を公開へ NTTのHPで来春

写真:設置台数の減少が続く公衆電話。東日本大震災を契機に役割が見直されている=19日、東京都千代田区拡大設置台数の減少が続く公衆電話。東日本大震災を契機に役割が見直されている=19日、東京都千代田区

図:公衆電話の設置台数と売上高の推移拡大公衆電話の設置台数と売上高の推移

 携帯電話などの普及で減り続けている公衆電話について、NTTは設置場所の公開を来年4月にもホームページで始める。災害時でもつながりやすく、東日本大震災で機能を見直されたが、最近は台数が減りすぎて、「どこにあるか分からない」という声が寄せられていた。

 公衆電話のあり方を検討してきた情報通信審議会(総務相の諮問機関)が20日、災害時の有効な通信手段として設置場所を広く公開するようNTT東日本、西日本に求める答申案をまとめる。NTT側は「これまでは人が多く集まる場所には設置されていて、あえて公表する必要がなかった」などと説明していた。

 1985年3月末のピーク時に約93万台あった公衆電話だが、今年3月末時点では約25万台。携帯の普及で、外出先での通信の主役から追いやられた。駅周辺などでの撤去も目立つ。

続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます

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