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【大リーグ】

青木 2億円で入札あり ヤクルトは即受諾の返答

2011年12月18日 紙面から

ポスティングシステムで獲得希望球団があったことが明らかになったヤクルトの青木

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 夢のメジャー移籍へまた一歩前進だ。ポスティングシステム(入札制度)でのメジャー移籍を目指すヤクルト・青木宣親外野手(29)の入札額を大リーグ機構から伝えられたヤクルトは17日、これを受諾。入札額が250万ドル(約2億円)だったことを明かした衣笠剛球団社長は「西武・中島選手と同額でした。NPBを通じて、MLBに受諾の通知をいたしました」と話した。

 この日、都内の練習場で汗を流した青木は、球団広報を通じ「待つ身だったのでホッとした。自分の夢にまた一歩近づいたと実感できた。今後のことは代理人に任せて自分は練習に集中して、しっかり準備しておきたい」と喜びのコメントを発表した。

 球団は迅速な対応だった。入札締め切りに合わせ、朝7時から休日返上で球団事務所を開けて待機。球団に入札額の通知メールが届くと、衣笠社長は「引き延ばす必要がない。彼も早くビザを取得して早く渡米し、開幕に備えたいだろうから、1日も早く手続きが進むよう即答した」と、1時間後には受諾のメールを返信した。

 今後は大リーグ機構から最高額で入札した球団名が明かされ、30日間の独占交渉がスタート。

 「どの球団でも、金額はいくらでもいい」。全30球団OKの姿勢を示していた青木にとって、夢の実現はもうすぐだ。

  (竹村和佳子)

 

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