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クリスマス:彼氏いない女性の約半数がストレス 

2011年12月16日

 彼氏がいない独身女性の約半数が、彼氏がいないこと、できないことについてもっともストレスがたまるイベントとしてクリスマスをあげていることが、オルニチン研究会が行った「クリスマスの過ごし方に関する調査」でわかった。

 調査は、首都圏在住の20~40代の彼氏がいない独身女性618人を対象にインターネットで実施。「彼氏がいないこと、できないことについてもっともストレスがたまるのはどのイベントですか」という質問に45.5%の女性が「クリスマス」と回答。続く「自分の誕生日」(25.1%)と比較しても約1.8倍の女性がストレスを感じていることがわかった。一方で「クリスマスにデートしたいですか」という質問には約75%が「デートしたい」と回答した。

 また、「クリスマスにデートをしない場合、女子会をしたいと思いますか」という質問には約7割が「したい」と回答。開催場所は「自宅、もしくは友達の家」(43%)がもっとも高く“家飲み”が人気の模様。実際にクリスマスにデートをするか、女子会などの違う予定を入れるかを決めるデッドラインは、クリスマスの平均8.83日前だった。

 結果について久留米大学大学院心理学研究科の津田彰教授(健康心理学、ストレス科学)は「おしゃべりをしてストレスを発散するのも効果的です。いわゆる『女子会』などで気のおけない仲間と楽しく過ごすことに加え、一人でできる方法も必要」とコメントしており、「オルニチン(しじみなどに多く含まれるアミノ酸)にはストレスを下げる可能性があるという試験結果があります。このような成分が多く含まれる食品を食べるなど手軽な対策でいつの間にかストレスをストレスとして感じなくてすむ心と体がつくられ、結果的にストレスが解消されていきます」と提案している。(毎日新聞デジタル)

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