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地方
被告、罪状認める 大麻栽培あおり初公判 岡山地裁
2011.12.3 03:03
インターネット上に大麻種子を販売するホームページ(HP)を開設、大麻草の栽培を助長したとして、麻薬特例法違反(あおり・唆し)などの罪に問われた大阪府守口市の韓国籍の無職、高賀充(こうよしみつ)被告(41)=日本名・早川賀充=の初公判が2日、岡山地裁(倉成章裁判官)であり、高被告は起訴内容を認めた。
県警によると、大麻の麻薬特例法違反(あおり・唆し)罪の立件は県内初。大麻種子は栽培に使うことを知りながら販売しないと摘発対象とならないため立件は困難とされるが、県警組織犯罪対策1課と岡山西署は、HPに大麻草の写真を掲載していたことなどから立件に踏み切った。
捜査関係者によると、高被告は平成11年ごろにHPを開設。オランダから種子を仕入れ、現地の大麻品評会で優勝した種などと宣伝して全国に販売。19~22年10月だけで約200人に販売し、約4千万円を売り上げていた。実際には1億円以上を売り上げていたとみられる。
冒頭陳述で検察側は、大麻種子を販売した顧客に栽培方法を教え、継続的に販売して利益を上げていたと指摘した。
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