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国際
【金正日総書記死去】伝えたのは姿消した“北の女子アナ”喪服に身を包み
2011.12.19 19:11
[北朝鮮]
朝鮮中央放送で、金総書記の訃報を伝えたのは、あのベテラン女性アナウンサー、リ・チュンヒ氏(68)だった。(夕刊フジ)
リ氏は民族衣装の喪服に身を包み、いつも以上に厳粛かつ感情的な抑揚をつけながら、「すべての同胞の大きな傘だった。思いがけない死は、革命に大きな損失だ」など総書記を称える最大級の形容詞を重ねながら、ニュースを読み上げた。
ときに体を震わせ、嗚咽(おえつ)まじりで悲しみを全身で表現。スタジオの背景には、北朝鮮が“金総書記の出生地”と主張する白頭山とみられる雄大な山岳が掲げられていた。
リ氏は、これまで金総書記の動静など重要報道を担当。「人民放送員」や「労働英雄」の称号を持つ看板アナウンサーとして知られている。
10月19日夜の定時ニュースで、ロシアのタス通信の書面インタビューに対する金総書記の回答を読み上げたのを最後に50日以上出演が途絶えていた。このため“失踪”や“粛清”“闘病”など諸説が飛び交っていた。
金総書記の活動はこれ以降もニュースとして報じられていたが、リ氏と交代で担当してきた男性アナウンサーらが読み上げていた。
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