【ゆーりからのコメント】
どんなに大事に育てても
どんなに綺麗にしても
どんなに積み上げても
最後は突然に偶然に
でも必然的に来てしまう。
5年後、いや1年後には君達はきっと僕のこと、僕らのことを忘れてしまう。
例えば忘れなくても
その顔も景色もどんどん透明になってゆくと思う
僕らは君達の人生の一端として小さく残った夢みたいなものになってしまうと思う
それでいいんです
きっと代わりはたくさん溢れてて、これから先も君達の周りには幸せがたくさん
待ってるから。
僕はずっと
幸せ探しをしてる
僕の唄は全部
幸せ探しの唄
その言葉を、歌を音を
幸せだと思ってくれる家族を探す
終わらない幸せ探しの唄
君達に大切な誰かが居たら
大切な誰かが出来たら
その人達に伝えて欲しい
こんな想いで本気で唄ってた
バカなヤツが居たってこと
こんなことを本気で願った唄を。
『終わらない』約束
果たせなかったね
本当は僕一人でもイロクイ。を唄おうと思ったけど
一人でも欠けたらイロクイ。じゃないって自分が決めてた
イロクイ。というバンドは
僕の意味、僕の全て
僕の夢、僕のかたち。
楽しくて嬉しくて
悲しくて不機嫌で
騒がしくてひとりぼっちで泣き虫な僕のかたち。
最後の舞台で何を歌えば良いんだろう
僕の意味が無くなる日に
何を歌えば良いんだろう
今は何も解らない
ライブでイベントで皆に触れて
皆からの手紙を読んで
『また』『いつか』『もっと』
『もう一度』『絶対』
いつもなら固く約束の言葉を返してるのに
僕にはどうしてもその嘘がつけなかった
皆の願いを
イロクイ。に見てくれる
望んでくれる希望に夢に未来に
嘘をつけなかった
解散が決まってから
皆の手紙も言葉も
涙で見えなかった
もっともっと皆と一緒に歌いたかった
ずっとずっと言葉を交わして居たかった
くだらないことに一喜一憂する
この世界の
終わらない夢で居たかった
もっともっと
イロクイ。ゆーりで居たかった。
誕生日に単独公演やりたかったな
FC旅行ももっと行きたかった
もっともっと伝えたいことがたくさんあった
最後の日に向けて
どう唄うのか
どんな顔で歌えばいいのか
今はわからない
きっと皆がまた教えてくれるんだろうけど
その最後の一瞬に向けて
ギリギリのかたちで歩いてみます
最後なのにこんなことしか言えない僕を許してください
最後の意味を支えて欲しいです
よろしくお願いします。
今までありがとう
僕というかたちを作ってくれて
愛してくれてありがとう
皆が大好きです
壊れてバラバラになるぐらいに
大好きです。
いつまでも
いつまでも。
大切な家族へ。 |