長崎・西海市女性2人殺害事件 逮捕の男、包丁2本を所持 凶器とみて犯行状況など追及
長崎・西海市で16日夜、元建設会社社長の妻と母親が殺害された事件で、警察は、逮捕された男が持っていた包丁2本が凶器とみて、犯行の状況などについて男を追及している。
逮捕されたのは、三重・桑名市の無職・筒井郷太容疑者(27)。
16日夜、西海市西彼(せいひ)町の元建設会社社長・山下 誠さんの母親・久江さん(77)と妻・美都子さん(56)の2人が、住宅の敷地内に止めてあった車の荷台に横たわった状態で見つかった。
その後、いずれも死亡が確認され、警察によると、遺体には刃物で刺された複数の傷があった。
警察は、千葉・習志野市に住む山下さんの三女(23)と以前交際していた筒井容疑者に、17日、任意で事情を聴いたところ、容疑を認めたため、17日夜遅くに逮捕した。
筒井容疑者は、ウエストポーチに使い古しの包丁2本を入れていたということで、警察では、この包丁が殺害に使われたものとみている。
筒井容疑者は、山下さんの三女にストーカー行為を繰り返していたという。
筒井容疑者の小・中学校の同級生は「3カ月ぐらい前ですかね。夜に大きな声を上げたりとか、そういうことを」と話した。
山下さんの家族や親族は、18日朝から菩提寺に集まり、悲しみの中、今後の対応を協議していた。
(12/18 12:14 テレビ長崎)