【ワシントン古本陽荘】玄葉光一郎外相は18日、ワシントン市内のホテルで、米上院のイノウエ歳出委員長(民主)と会談し、米軍普天間飛行場の移設問題について「日米合意通り進める」と述べた。
イノウエ氏は、普天間移設とセットになっている在沖縄海兵隊のグアム移転費が米12会計年度(11年10月~12年9月)予算から削除された経緯を説明し、普天間移設の具体的な進展を求めた。
玄葉外相は19日昼(日本時間20日未明)、クリントン国務長官と会談し、北朝鮮情勢、対イラン経済制裁、普天間移設問題などに関して意見交換し、共同記者会見する。その後、米通商代表部(USTR)のカーク代表と環太平洋パートナーシップ協定(TPP)について協議する。
毎日新聞 2011年12月19日 10時42分(最終更新 12月19日 11時12分)